町村外務大臣

日韓外相会談(概要)

平成19年9月6日

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 APEC閣僚会合参加のため、シドニー出張中の町村外務大臣は、9月6日15時15分から約60分間、宋旻淳(ソン・ミンスン)韓国外交通商部長官と日韓外相会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.日韓関係

(1)総論

 冒頭、宋長官より、町村大臣の就任に祝意が述べられ、町村大臣より謝意を表明した。両外相は、基本的価値を共有する日韓両国の友好協力関係が、東アジア及び国際社会の安定と繁栄にとって不可欠であるとの認識で一致し、未来志向の日韓関係の一層の進展に向けて協力していくことを確認した。

(2)対話と交流

 宋長官より、同長官が大統領秘書室外交通商秘書官として採択に関与した98年の「日韓共同宣言-21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ-」に言及し、同宣言に則り、両国指導者の対話と国民の交流が進展していくことを希望する旨述べた。町村大臣より、「21世紀東アジア青少年大交流計画」等を通じて、特に、将来を担う若い世代の交流を一層促進したい旨述べた。また、両外相は、今年5月に行われた日韓安全保障対話が有意義だったことを踏まえ、同対話を10月に再度開催する方向で調整することを確認した。

(3)海洋をめぐる問題

 両外相は、日本海南西部において、9月11日から18日まで、日韓共同で放射能調査を行うこととなったことを確認した。(:気象状況によっては5日間程度延長の可能性あり。)

 町村大臣より、海洋を巡る問題の根本的解決のために排他的経済水域境界画定交渉に積極的に取り組むこと、及び同交渉の一環で行われている海洋の科学的調査に係る暫定的な協力の枠組み交渉を加速化させることが必要である旨述べ、両大臣は、引き続きこれらの交渉に真剣に取り組んでいくことを確認した。

2.北朝鮮問題

 両外相は、六者会合をめぐる最近の状況が前向きであることを評価し、六者会合プロセスを更に進展させるために、日韓間で緊密に連携していくことで一致した。町村大臣より、「無能力化」や「完全な申告」といった「次の段階」の措置について、今後更に事務的に検討を行い、六者間の共通の合意にしていく必要がある旨を述べ、宋長官も、次回六者会合において「次の段階」に関する結果が得られることを目指したい旨述べた。

 宋長官より、10月の南北首脳会談を通じて、南北関係を進展させ、北朝鮮の核放棄を後押ししたいとの説明があり、町村大臣よりは、南北首脳会談が実り多いものとなることを期待する旨述べた。また、宋長官から、日朝関係の進展に対する期待が表明され、町村大臣から、現在モンゴルで行われている日朝作業部会において良い結果が得られることを期待している旨述べた。

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