町村外務大臣

日インドネシア外相会談の概要

平成19年9月7日

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 9月7日午前10時半より約30分間、シドニー国際会議場(SCEC)内会議室において日インドネシア外相会談が行われた。概要は以下のとおり。

  1. 冒頭、町村大臣の再度の外相就任に関し、再び同僚として協力していけることは喜ばしいとの趣旨の発言が双方よりあった。
  2. 二国間関係に関し、町村大臣より、8月の安倍総理のインドネシア訪問の際の協力に感謝するとともに、明年の日インドネシア友好年(国交樹立50周年)をともに協力して成功させたい旨述べた。また、日インドネシア経済連携協定(EPA)の署名は喜ばしいとしつつ、投資環境整備に関するインドネシアの努力を歓迎する旨述べた。これに対してハッサン外相は、安倍総理の訪問はインドネシアにとっても大成功であった、日インドネシア友好年についてはジャカルタでも委員会を立ち上げる等の準備を進めている旨述べ、また、インドネシアにとって日本の投資は引き続ききわめて重要であるとして、投資環境整備に関するインドネシアの努力の概要を説明した。
  3. また、町村大臣より、前回の外相時代には津波被害への対応が極めて重要であった旨述べたところ、ハッサン外相より、津波被害についてのその後の復興開発努力はうまくいっていること、同時にアチェ和平の進展が復興開発に大きく役立っていることの説明があり、併せて、これまでの復興開発への日本の支援に対して改めての謝意表明があった。
  4. 東アジアサミット(EAS)に関し、両大臣は、多くの面で日・インドネシア間の協力が非常に重要であることで一致した。また、次回EASでも主要議題となる気候変動問題に関しても、インドネシアがバリで開催される次回の気候変動枠組条約締約国会議(COP13)の主催国であることから、両国間の協力の重要性について一致した。特に、安倍総理の提案(「美しい星50」)については、ハッサン外相より、安倍総理のインドネシア訪問時に述べたとおり、COP13に向けた重要な提案として評価しており、インドネシアも気候変動の問題には積極的に取り組んでいきたい旨述べた。また、熱帯雨林保護に向けたインドネシアの取り組みについて説明があった。
  5. 安保理改革の問題については、引き続き日インドネシア間で協力していくことで一致した。
  6. 北朝鮮問題については、町村大臣より、六者会合において、北朝鮮の非核化に向けた動きを加速させるべく、各国と連携して引き続き努力していく旨を説明した。また、今後とも、日朝作業部会を通じ、拉致問題を含む諸懸案及び「不幸な過去」の清算につき、進展を目指す考えを説明した。ハッサン外相よりは、北東アジアの平和と安定はアジア太平洋地域全体にとって重要であり、拉致問題の解決も含め、進展に期待する旨述べた。
  7. 最後に、日インドネシア間の青少年交流の重要性について再度話題となり、ハッサン外相より日本人のインドネシア伝統楽器演奏者がいることが紹介される等、和やかに懇談を終了した。
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