町村外務大臣

日豪外相会談(概要)

平成19年9月4日

 9月4日、シドニーにて開催された日豪(オーストラリア)外相会談の概要以下のとおり。

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1.日豪関係

(1)安全保障協力

(イ)豪(ダウナー外相)より、日豪安全保障協力はこの2年ほどの間で急速に進展。日豪は相違点もあるが、先進国、ドナー国、米との同盟国といった共通点も多く、協力を更に拡大したい。次回日豪「2+2」協議は明年豪州にて開催したい旨発言。
 日米豪戦略対話(TSD)についても、この間閣僚級に格上げされる等、順調に進展。

(ロ)わが方(町村大臣)より、3月に発出された「安全保障協力に関する日豪共同宣言」に基づき、具体的な安全保障協力を進展させる行動計画がほぼまとまりつつあり喜ばしい旨述べ、最終合意に向け更に努力したい旨発言。

(2)日豪EPA交渉

(イ)(豪より、豪において日豪EPAに対し好意的な声が強い旨の発言を受け、)わが方より、農業分野におけるわが国の懸念に言及しつつ、これまで2回順調に交渉が行われており、今後も互いのセンシティビティに配慮しつつ、議論を進めることが重要である旨述べた。

(ロ)豪より、日豪EPAがセンシティブな問題も配慮した上で包括的な合意ができるように、両国で然るべくマネージする必要がある旨述べた。

2.テロ特措法

(1)我が方より、テロとの戦いは国際社会にとって極めて重要であり、海上自衛隊のインド洋における給油活動は重要。この11月1日でテロ対策特措法の期限が切れるが、国会運営が非常に厳しく予断を許さない中で、法案通過に向け努力したい。このような取り組みに対し豪州の支援を期待する旨発言。

(2)豪より、安全保障問題が貴国において極めて困難な課題の一つであることは認識している、テロ特措法延長に向けた日本政府の取り組みを支援する旨発言。

3.気候変動

(1)豪より、気候変動は今次APECでの重要なテーマの一つであり、安倍総理がこの問題で主導的な役割を果たしてこられたことを評価する旨発言するとともに、この問題については先進国・途上国双方の取り組みが重要である旨発言。

(2)わが方より、安倍総理の「美しい星50」への豪の評価に感謝し、この問題については中印等の主要途上国をうまく取り込んでいくことが重要である旨発言。

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