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町村外務大臣


町村大臣の韓国訪問(概要)


平成16年11月


 町村大臣は、11月5日(金)~7日(日)の日程で韓国を訪問し、潘基文外交通商部長官との間で日韓外相会談を行い、また、盧武鉉大統領表敬、鄭東泳統一部長官との会談を行ったところ、概要以下の通り。


I.日韓外相会談


1.冒頭発言

 町村大臣から、イラク人質事件や新潟地震に関する韓国の配慮に謝意を表明。


2.北朝鮮情勢

(1) 核問題、日朝関係

(イ) 潘長官から、米国大統領選挙も終わったので、北朝鮮が自ら立場を決めなければいけない時期にある、解決を遅らせることが北朝鮮のためにならないことを先方に伝えるべきである、来週の日朝実務者協議で良い成果を期待している旨発言。

(ロ) 町村大臣から、二期目のブッシュ政権も基本的な対北朝鮮政策は変わらないと思う、日米韓の連携や、今回の実務者協議で安否不明者の再調査の問題を取り上げると共に、無条件での六者協議参加、年内開催に応じるよう働きかけることが重要、拉致、核、ミサイルなどの問題を解決してできるだけ早く日朝国交正常化に進んでいきたいとの基本姿勢に変わりはない旨発言。

(ハ) 潘長官から、韓国としても南北関係をうまく活用し、北朝鮮の核問題解決のツールにすべく努力をしていきたい旨発言。

(2) KEDO・軽水炉事業

 潘長官から、軽水炉事業の停止の一年延長に理解と協力を求めたのに対し、町村大臣からはそうした方向で緊密に連絡を取っていきたい旨発言。

(3) 韓国のIAEA補償措置

 潘長官から、本件を11月25日のIAEA理事会で終結できるようIAEAに協力している旨発言があり、町村大臣からは、終結を期待する旨発言。


3.日韓関係

(1) 「日韓友情年2005」

 「日韓友情年2005」の行事を緊密に協議して成功させることで意見が一致。

(2) FTA

 潘長官から、来年中に交渉妥結に向け、お互いに最大限努力することを期待したい旨発言。町村大臣からは、日韓両方にとりwin-winの結果となることが基本であり、そのために双方が努力すべき旨発言。

(3) 漁業問題

 町村大臣より、北部暫定水域の資源管理問題につき政府間協議を開催するよう求めた。潘長官より、まずは水産当局間の協議を見極めたい旨応答。

(4) 刑事共助条約・税関相互支援協定

 潘長官から、11月末に刑事司法共助条約の交渉を開始することを歓迎する、税関相互支援協定の早期署名を期待する旨発言があり、町村大臣が同意。

(5) 羽田・金浦シャトル便

 潘長官より、羽田・金浦便の増便検討の要請がなされた。


4.地域・国際社会での協力

(1) 日中韓協力

 潘長官から、11月末のASEAN+3の際の日中韓3カ国首脳会談に向け、「行動戦略」の採択に日本が主導的な役割を果たしていることを評価する旨発言。町村大臣から、採択に向け引き続き努力する旨発言。

(2) イラク情勢

 国際社会が復興支援の努力を更に行っていく必要性につき、認識を共有。

(3) 国連改革

 国連改革の必要性、日韓間で緊密に協議することにつき意見が一致。


5.潘基文長官主催午餐会

 日韓友情年諮問委員会メンバーが参加。友情年の成功のための協力につき意見が一致。潘長官から日中韓プロサッカーリーグを作りたいとの提案があった。


II.盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領表敬


1.冒頭発言

 盧大統領より、大臣就任への祝意表明があり、次いで町村大臣より、新潟県中越地震に対する韓国政府、企業、自治体からのお見舞いに対する謝意、また、イラク人質事件に関する韓国政府の協力に謝意を表明。


2.日韓関係

(1) 盧大統領から、東アジアの協議体が統合に向け長期的に努力することが重要である、その観点からも韓国にとっては日本、中国との関係が大変重要である旨発言。町村大臣から、2年前に小泉総理から東アジア協議体の構想を提案した、一度にEUのような統合に持っていくのは難しいが、これに向けて努力することが重要である旨発言。

(2) 町村大臣から、明年の日韓国交正常化40周年を機に一層日韓関係を強化したい旨発言。盧大統領より、12月の日韓首脳会談への期待感の表明があった。


3.日朝関係

(1) 町村大臣から、9日からの日朝実務者協議に臨む方針等につき説明した。

(2) 町村大臣から、北朝鮮の核廃棄、そのための六者協議の年内開催へ、日米韓がスクラムを組んでいくことが重要、また中国、ロシアと一層協力していくべきである旨発言。

(3) 盧大統領から、南北関係の進展は六者協議の進展とも関連している、南北関係を考える上でも日米両国と考えを一致させる必要があり、今後とも日米韓の連携を図っていきたい、日朝国交正常化交渉は東アジア全体に画期的意義を有する旨発言。


III.鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官との会談

(1) 町村大臣から、日朝実務者協議に臨む姿勢を説明し、六者協議の年内再開が重要である、日米韓の連携が重要である旨説明した。

(2) 鄭長官から、日米韓の連携の重要性につき同意する、北朝鮮の戦略的決断が必要である、危機の長期化は朝鮮半島の安定を侵し、東アジア全体の利益に反する、南北関係は近いうちに動きがあると期待している旨発言。



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