平成19年9月29日
9月28日午後5時(現地時間。日本時間29日午前6時)より約30分間、高村外務大臣は、国連本部においてジョージ・ヨー・シンガポール外相と会談を行ったところ、概要以下のとおり。なお、冒頭、ジョージ・ヨー外相より、今回邦人の犠牲者が出たことに対し、深甚なる弔意が示された。
(1)ミャンマー情勢に関し、貴大臣のリーダーシップの下、27日のASEAN外相会合において状況の改善を求める声明が発出されたことを高く評価する。
(2)ガンバリ事務総長特別顧問のミャンマー訪問の際には、ミャンマー政府が具体的な改善案を示すことが重要である。日本からも、薮中外務審議官を派遣し、事態の改善に向けた協議を行う予定。
(1)ミャンマーは自分たちにとって家族のようなものである、家族が急におかしくなってしまった、そのときにその家族をどうするかについては我々も思い悩む、そういう中で27日のASEAN外相声明を出した。
家族であるミャンマーには上手くいってもらわないといけない。
(2)今の政権側とアウンサンスーチー女史がよく話し合ってこの状況を良くして、民主主義プロセスを進めてもらわないといけない。