高村外務大臣

日・マレーシア外相会談(概要)

平成20年7月22日

 7月22日16時00分(現地時間。日本時間17時00分)より約15分間、シンガポール訪問中の高村大臣は、ライス・ヤティム・マレーシア外相と会談したところ、概要以下のとおり。

1.ライス・ヤティム外相より、概要以下のとおり述べた。

(1)日本には、国際的な諸課題に関し、経済協力、青年交流、科学技術協力等の様々なプロジェクトを通じ協力いただき感謝。

(2)また、芸術・文化・遺産大臣在任時には、クアラルンプール空港での芸術祭開催に協力いただき感謝。

(3)引き続き多岐にわたる分野において日本の理解と支援をお願いしたい。

(4)ASEANにおける日本の役割は増大しており、経済関係における日本の重要性も理解している。

2.高村大臣より概要以下のとおり述べた。

(1)5月に訪日されたアブドゥラ首相と福田総理との首脳会談を踏まえ、マレーシア日本国際工科大学(MJIUT)設立構想、ミンダナオ和平支援などにつき、貴大臣と共にフォローアップしていきたい。

(2)我が国はミンダナオ和平における貴国の役割を高く評価しており、引き続き貴国が国際監視団(IMT)において主導的な役割を果たすことを期待している。日本もミンダナオ和平実現のための役割を果たしてきたい。また、MJIUTを進めていくため、早期に貴国から具体案を提示頂きたい。
(これに対し、ライス・ヤティム外相より、ミンダナオ和平実現のため協力していきたい旨述べた。)

このページのトップへ戻る
目次へ戻る