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川口外務大臣


日韓外相会談概要


 持続可能な開発に関する世界首脳会議(WSSD)に出席するためにヨハネスブルグに出張中の川口外務大臣は、9月3日現地時間午前9時から約30分、崔成泓(チェ・ソンホン)外交通商部長官との間で日韓外相会談を行ったところ、概要以下の通り。会談は非常になごやかな雰囲気で行われた。

1.冒頭、川口大臣より、韓国で8月上旬から降り続いた豪雨及び最近の台風により多数の方々が犠牲となったことに対しお見舞いの言葉を述べた後、以下のとおり述べた。

(1) 今月予定されている総理訪朝について

(イ) 今回の総理訪朝より、金大中大統領より強い支持の表明を頂いたことに対し感謝したい。

(ロ) 日本にとって、日朝関係を正常化し日朝間の諸懸案を解決を図ることは政府として歴史的な責務であるが、同時に日朝関係正常化は北東アジア地域に大きな平和と安定を作り出すものでなければならないものだと考えている。

(ハ) そのためには、北朝鮮側が日朝間の諸懸案に、前向きに対応すること、また朝鮮半島の緊張緩和のため関係国との間で、対話を促進することが必要であると考えている。

(ニ) また、今回の小泉総理の訪朝においては、総理は金正日総書記に対しこのようの日本の基本的立場を説明し、先方の誠意ある対応を強く求めることとなろう。今回、総理は政治的意志をもって困難な問題の解決に真正面から取り組み局面打開をはかる考えである。


(2) 南北関係について

(イ) 8月の南北閣僚級会議や南北経済協力推進委員会の開催、更には釜山のアジア競技大会への北朝鮮代表団の出席等、黄海銃撃戦事件以来途絶えていた南北間の対話と協力のプロセスが再び動き出していると承知しており喜ばしい。

(ロ) 日本としては、金大中大統領の対北朝鮮包容政策を支持するとともに、日朝、南北、米朝のそれぞれの対話が進展することが、朝鮮半島の緊張緩和の上で重要であると考えている。


2.これに対し崔長官より、川口大臣のお見舞いの言葉に対し謝意の表明があり、また、昨日(9月2日)の総理のスピーチについて大変印象的であったと述べた。崔長官の発言概要以下のとおり。

(1) 朝鮮情勢の問題について

(イ) (先般の南北経済協力推進委員会の内容について詳細に説明があり、南北鉄道・道路連結の時期確定、ケソン工業団地建設の2002年内着工確定、また、米の40万トンの支援等、先の協力推進委員会の内容を説明した上で、)南北協力事項の具体的な日程が合意されたことにより、南北経済協力が実質的に実践されうる契機が整った。
(ロ) 南北長官級会談及び経済協力推進委員会の合意事項等を支障なく履行し、南北対話を通じ、交流と協力を増大させるため今後も積極的に努力してゆく。


(2) 小泉総理訪朝について

(イ) 朝鮮半島及び東北アジアの平和と安定のためには、関係国が韓国の包容政策に歩調を合わせつつ、問題を対話で解決する努力が非常に重要である。

(ロ) このような観点から、小泉総理が訪朝の決断を下し、金正日総書記と直接会談を持つこととしたことを高く評価する、また、これを歓迎したい。

(ハ) 更に、今回の小泉総理の訪朝が、よい成果を収め、日朝関係に意味ある進展があり、南北関係にも肯定的な影響をもたらすことにより、東北アジアの平和と安定と安定にも寄与することを期待する。


3.最後に両外相は、北朝鮮政策については、今後とも日韓米の3国で緊密な連携をはかって進めていくことが重要であり、今週7日ソウルで開催される北朝鮮問題に関する日韓米三ヶ国調整グループ会合(TCOG)等の場を通じて、密接に協議していきたいとの点を確認した。


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