外務省 English リンクページ よくある質問集 検索 サイトマップ
外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
トップページ 会談・訪問 川口外務大臣
川口外務大臣


川口外務大臣の盧武鉉次期大統領表敬
(概要)

平成15年1月16日

 韓国訪問中の川口外務大臣は、16日午前、盧武鉉(ノ・ムヒョン)次期大統領を表敬し、金大中政権との間で進めてきた未来志向の日韓関係を更に発展させることの重要性を確認するとともに、対北朝鮮政策についても意見交換を行ったところ概要以下のとおり。

  1. 冒頭、川口大臣より、日韓両国間には歴史的にも長い友好関係があり、今後も未来志向の良い関係を築いてまいりたい、1998年の日韓共同宣言、2002年のW杯共催成功もあり、最近、日韓関係は非常に近くなっている、世論調査においても、日本人の58%が韓国に好意を抱いているという結果が出ており、特に若い人たちの韓国への関心が強まっている旨述べた。

  2. これに対し、盧武鉉次期大統領より、日韓両国間の関係については、政府間の関係も重要であるが、より重要なのは国民間の関係であり、国民同士の感情が良いものとなっているのは非常に良いこと、自分(盧次期大統領)が最も多く会っているのは、日本からの客人であり、この度川口大臣とお会いしている、貴国とは、北朝鮮の問題につき引き続き議論すべきであるが、靖国神社参拝の話があり、更に議論すべきことが多くなった、しかし問題が生じた際には、その問題が難しければ難しいほど、会ってよく話し合うことが重要である、先般、小泉総理との電話会談で、就任前でも両国間のハイレベルの対話を進めていくこととしたことを思い出し、今般、川口外相の訪韓がこのような対話の良い契機となった旨述べた。

  3. これに対し川口大臣より、次期大統領選出に祝意を表明した上で、日韓関係は金大中大統領の政権下で飛躍的な発展を見た、今後は、盧次期大統領の尽力を得て、日韓関係を更に発展させていきたい旨述べた。更に川口大臣より、今後とも、日韓両国は、北朝鮮問題における緊密な連携や、日韓経済の連携を深める等、地域の平和と繁栄のために協力して行くべきであり、そのためにも青少年・スポーツを含めた交流が極めて重要と考えている旨発言。また、盧次期大統領と小泉総理の会談が早期に実現するよう相談していきたい旨述べた。

  4. これに対し盧次期大統領は、この5年間、両国間の友好親善関係が増進したことを評価し、両国間の交流と協力を拡大させ、21世紀の日韓関係をまた一段階高め、発展させるべく両国指導者が努力しなければならないと言及した。

  5. 盧次期大統領より、1月14日に小泉総理が靖国神社を参拝したことに対し深い遺憾の意が表明され、毎年参拝と非難を繰り返さず、真正な善隣友好関係が構築される方法を指導者が議論しなければならないと強調した。これに対し、川口大臣より、昨日、総理は、正月に新たな気持ちで平和の有り難さをかみしめ、二度と戦争を起こしてはならないとの気持ちで靖国神社を参拝されたこと、また、総理が、日韓友好は今後とも変わらない旨述べていることを説明。更に、川口大臣より、政府として、将来にわたって、平和を守り、二度と悲惨な戦争を起こしてはならないとの不戦の誓いを堅持することが大切であり、その上で近隣諸国との間で、未来志向の協力関係を構築していきたいと考えている旨述べた。

  6. 対北朝鮮政策に関し、盧次期大統領より、北朝鮮の核開発の企みは受け入れられないと述べ、最近の事態の進展に深い遺憾と憂慮を表明し、この問題は日韓米間の緊密な協調を基に、対話を通じて、平和的に解決されなければならないと強調した。盧次期大統領は、問題の解決のために積極的な役割と寄与を行う意思を示し、日米韓の協調体制の一角を担う日本の北朝鮮核問題解決のための積極的な支持と協力を期待すると述べた。

  7. これに対し川口大臣より、日朝平壌宣言を基本とする日本の対北朝鮮政策を説明した。その上で、北朝鮮が、NPT脱退を表明したことは、核不拡散体制の堅持の観点からも極めて遺憾であるとの考えを示した。

  8. また、川口大臣は、日本は一貫して金大中(キム・デジュン)大統領の対北朝鮮包容政策を支持してきており、盧次期大統領の大統領就任前にも、韓国政府及び政権移行チームを通じて、連絡を密にしていきたい旨述べた。


目次


外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
外務省