平成14年4月26日
- 川口順子外務大臣は、4月28日(日)から5月6日(月)まで、英国、ベルギー、アフガニスタンおよびイランを訪問する。
- 川口外務大臣は、英国訪問中、ストロー外相との間で中東和平およびアフガニスタン情勢などの地域情勢等について、また、プレスコット副首相との間では京都議定書およびヨハネスブルグ・サミット(持続可能な開発に関する世界首脳会議)について意見交換を行うと共に、今後の日英協力のあり方につき意見交換を行い、二国間関係の強化を図る。
- ベルギーでは、パッテン欧州委員(対外関係担当)およびソラナ欧州連合(EU)理事会事務総長兼共通外交安全保障政策(CFSP)上級代表との間で中東和平およびアフガニスタン情勢などの地域情勢、「日・EU協力のための行動計画」の実施を始めとする日・EU関係強化について意見交換を行う。
- アフガニスタンにおいては、暫定政権要人と会談を行うと共に対アフガニスタン復興支援の現場視察を行う。川口外務大臣はアフガニスタン暫定政権要人との会談を通じ、緊急ロヤ・ジェルガを控えたこの時期に、アフガニスタン自身による和平プロセスの実施を強く促すと共に、アフガニスタンを支援するわが国の立場をアフガニスタン政府・国民に伝達する。
- イランにおいては、政府要人とアフガニスタン情勢および対アフガニスタン支援に関する協力について意見交換を行うと共に、イランの改革路線に対する支持の立場を伝え、二国間関係強化のための協議を行うほか、中東和平や大量破壊兵器の開発の問題等、地域情勢や国際的な問題に関し、イランが国際社会で建設的な役割を果たすよう促す。
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