外務省 English リンクページ よくある質問集 検索 サイトマップ
外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
トップページ 会談・訪問 川口外務大臣
川口外務大臣


ASEAN+3(日中韓)外相会議(概要)


平成15年6月17日


 6月17日、16:04から18:13まで、プノンペン(カンボジア)にて、2002年に続き4回目のASEAN+3外相会議が開催されたところ、主たるポイント以下の通り。

  1. ASEAN+3協力の進捗ぶりに対する評価

     ほとんどすべての国が、ASEAN+3協力の進展を高く評価。この枠組みのなかで多くのプロジェクトが実施中であることをもって、ASEAN+3がこの地域の協力の推進機関として成長しつつあることの証であるとの見方が示された。97年にASEAN+3首脳会議が初めて開催された際、ASEAN+3協力の有用性について懐疑的な声もあったが、現在は東アジア地域の一つのエンジンとして成長しつつある旨の発言あり。また、ASEAN+3諸国がSARS対策に迅速に対応し、その影響を抑制しつつあることはASEAN+3協力が効果的に機能していることを示す証である旨の発言もあった。

  2. 地域・国際情勢

     ほとんどすべての国が朝鮮半島情勢に言及。日本よりは、北朝鮮の核兵器の開発・保有に関しては、平和的・外交的手段による解決が必要であり、韓国、中国やASEAN各国とも協力して北朝鮮に対し強く働きかけたい、また、北朝鮮による日本人拉致問題は、日本国民の生命と安全に関わる重大な問題である旨発言。いくつかの国より、問題の平和的・外交的手段による解決が重要であり、また、関係国による対話を継続することが重要である旨の発言があった。また、議長国(カンボジア)より、北朝鮮に関する記述が盛り込まれたASEAN+3議長ステートメントが発出された。

  3. 人の交流・育成促進に関するASEAN+3有識者会合

     我が方より、2002年のASEAN+3首脳会議において、ASEAN+3有識者会合が提案され、また、本件に関する第1回会合が5月6-7日に行われた旨発言。これに対し、多くの国より、本件に対する支持が表明されたほか、人の交流と人材育成を進めることはコミュニティ形成に資する旨発言。

  4. 東アジア・フォーラム及び東アジア・シンクタンク・ネットワーク

     韓国より、東アジア協力の進め方を議論するための産官学から成る東アジア・フォーラムの立ち上げ会合を12月に行いたい旨発言があるとともに、中国より、東アジアのシンクタンク間でネットワークを作る東アジア・シンクタンク・ネットワークの構築に関し説明。これに対し、多くの国より、韓国及び中国のイニシアティブを評価する旨発言。

  5. 東南アジア友好協力条約(TAC)

     いくつかの国より、中国がTACに加入する意志を表明したことを評価する旨の発言があったほか、日本、韓国もTACに加入する意志を表明することを期待する旨発言。

  6. 東アジアサミット

    いくつかの国より、東アジア協力を一層進めるため、ASEANと日中韓3国との間の区別を取り払い、中長期的にASEAN+3首脳会議を東アジア・サミットに発展させたい旨発言。

  7. その他

     その他、東アジア開発イニシアティブ(IDEA)に関し、我が方より、今後の取り進め方等について説明したのに対し、いくつかの国が支持を表明。また、いくつかの国より、ASEAN+3外相会議は、具体的な協力案件を進めるための議論を行うほか、地域問題に関する対話を行う場である旨発言。


目次


外務省案内 渡航関連情報 各国・地域情勢 外交政策 ODA
会談・訪問 報道・広報 キッズ外務省 資料・公開情報 各種手続き
外務省