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川口外務大臣


日印外相会談(概要)


平成16年6月22日


 6月21日(月)、中国・青島におけるアジア協力対話(ACD)開催の機会に、川口大臣はナトワル・シン印外相とインド総選挙の結果5月に発足した新政権との間での初めての外相会談を行った。同外相会談の概要は以下のとおり。

1.日印関係

(1) 川口大臣はシン外相に対して訪日を招請する旨述べ、シン外相よりは、招待に感謝、実現に向けて最大限努力する旨応答。
(2) 川口大臣より、日印間ではグローバル・パートナーシップを戦略的観点から強化することに合意しているが、新政権との間でも同精神に基づき関係強化を図り、国際的問題にも協力して取り組んでいきたい旨述べた。これに対しシン外相よりは、日印グローバル・パートナーシップが森総理訪印の際に打ち立てられたことに言及しつつ、関係強化に共に取り組んでいきたい旨述べた。また、先方の関心事項として日印安保対話につき言及された。
(3) 川口大臣より、石破防衛庁長官の訪印のほか事務レベルでの協議も進展している、安全保障に加え、WTOを含む経済面、更には(印が日本の円借款の最大の受け手となったことに言及しつつ)経済協力に関しても協議を進めており、幅広い分野で協議をする必要がある旨述べた。これに対してシン外相は、貿易については潜在性に見合ったレベルに至っていないところ、日印間の貿易関係を更に強化することが望まれると述べ、共同研究グループ(JSG: Joint Study Group)について提起した。
(4) シン外相が日中印三国協力は興味深いのではないかとの言及があった。
(5) 川口大臣より、CTBTの署名・批准、及びNPT加盟を改めて求めた。

2.印「パ」関係

(1) シン外相より、19~20日にデリーにて印「パ」両国の専門家による核の信頼醸成に関する協議が実施されたこと、21日に印新政権発足後初の印「パ」外相会談が行われ、良い雰囲気のもと前向きな成果が得られたことを述べた。また、一週間後にジャカルタでも「パ」外相と会う予定であり、様々な枠組みで会う機会があるのは良いことだと述べた。川口大臣よりは、こうした印「パ」間の信頼醸成、核に関する管理が進められるのは地域の安定にとっても大事である旨述べた。
(2) シン外相より、上記の専門家会合の共同声明の中で、印「パ」両国が全ての核兵器国との間でワーキングレベルの会合を行うことを呼びかけることにつき合意されたことが最も重要であるとの説明があった。すなわち、核問題は印「パ」二国のみの問題でなく、グローバルな問題として全世界の核保有国が取り組むべき課題であることを印側は非常に重視しており、インディラ・ガンディー首相がかつて主張したように、完全なる核廃絶に向けて全ての核保有国と共に取り組んでいきたいとの認識が示された。これに対して、川口大臣より、核保有国間で強いグループを形成しようとしていることであってはならず、是非核軍縮を推進するという方向であるべきだと強く申し入れた。


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