外務大臣

日露外相会談(概要)

平成23年11月11日

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  • (写真)日露外相会談-1
  • (写真)日露外相会談-2

11月11日12時45分(現地時間)から約30分間,玄葉外務大臣は,ホノルルAPECに出席するため訪問中のホノルルにおいて,ラヴロフ・ロシア外務大臣と会談した。

1 日露関係(全般) 
 (1)ラヴロフ外相の訪日を早期に実現することで調整していくこととなった。
 (2)玄葉大臣から,日本は,ロシアのアジア太平洋地域への関与を歓迎している,ロシアとの間でアジア太平洋地域のパートナーとしてふさわしい関係を構築したい旨述べた。これに対し,ラヴロフ外相から,日露首脳間ではあらゆる分野における協力を進めていくことで合意しており,その関連で,最近の日本との協力を評価しているとの発言があった。
 

2 アジア太平洋地域をめぐる協力 
玄葉大臣から,ロシアのAPEC参加を日本が支援した経緯にも言及し,ウラジオストクAPECの成功のために協力する意向を表明した。ラヴロフ外相からは,その準備状況につき説明があった。今後日露政府間でその成功に向け協力していくことで一致した。

 

3 安全保障分野での協力 
玄葉大臣からは,安全保障の分野において日露両国は多くの共通利益を有しており,この分野における対話を活用していきたい旨述べた。これに対し,ラヴロフ外相は,賛意を示し,日本との政治・安全保障に関する協力を強化する意向を示した。また,ラヴロフ外相からは,最近のロシアの軍事演習は,日本を刺激する意図はないとして,誤解を生まないためにも,防衛当局間の緊密な関係を構築していきたいとの発言があった。

 

4 領土問題 
領土問題については,玄葉大臣から,これまでの両国間の諸合意及び諸文書,法と正義の原則に基づき,実質的な議論を行っていきたい旨述べた。ラヴロフ外相訪日の際に両大臣間で議論していくことになった。

 

5 経済関係 
 (1)玄葉大臣から,ロシアのWTO加盟交渉が実質的に妥結したことに祝意を表明した。両外相は,ロシアの経済近代化に関する日露経済諮問会議,貿易経済に関する日露政府間委員会で有意義な成果があったとの評価で一致するとともに,エネルギー分野での協力を進めることで一致した。
 (2)ロシア側から原子力協定の早期締結に関する期待が表明された。

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