麻生外務大臣

日韓外相会談(概要)

平成19年6月3日

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 韓国・済州島出張中の麻生外務大臣は、3日午後2時半過ぎから40分足らず、宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商部長官と日韓外相会談を行った。

1.日韓関係

(1)対話の強化

 両大臣は、済州島での日韓外相会談において様々なレベルでの対話の強化で一致したことを受け、5月に多数の局長級協議が開催されたことを歓迎するとともに、今後とも、以下の協議を含め、重層的かつ緊密な対話を一層強化していくことで一致した。

 また、両大臣は、第二期歴史共同研究の第1回全体会合が6月23日に東京で開催されることとなったことを歓迎し、良い議論が行われることに対する期待を表明した。

(2)海洋を巡る問題

 両大臣は、海洋を巡る問題の適切な処理の重要性につき改めて一致し、次回(第8回)の「排他的経済水域境界画定及び海洋の科学的調査に係る暫定的な協力の枠組み交渉」が6月17日(日曜日)~18日(月曜日)にソウルで開催されることを確認した。

(3)宋長官の訪日

 麻生大臣より宋長官に対し訪日を要請したのに対し、宋長官よりお招きに感謝する、機会を見つけて是非実現したい旨述べた。

2.北朝鮮問題

(1)北朝鮮の核問題

 両大臣は、北朝鮮が「初期段階の措置」を早期に実施する必要があるとの点で一致した。この関連で、宋長官より、先に行われた南北閣僚級協議では、北朝鮮が初期段階の措置を実施していないため食料支援を保留すると伝えたことにつき説明があった。

(2)拉致問題

 麻生大臣より、拉致問題に関する韓国側の理解と協力に改めて謝意を表明し、引き続き協力いただきたい旨発言。これに対し、宋長官より、韓国にも多数の拉致被害者がおり、拉致問題は切実な問題である、南北間でもこの問題を議論している旨の発言があり、引き続き日韓間で協力していくこととなった。

3.その他

 宋長官より、青森県に漂着した北朝鮮出身と思われる4名に関する状況につき照会があり、麻生大臣より、現在警察・入管当局が事情を聴取しているところであり、その結果を踏まえて適切に対応する旨説明した。

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