麻生外務大臣

麻生大臣のポーランド訪問(概要と評価)

平成19年5月31日

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    カチンスキ大統領表敬
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    日・ポーランド外相会談
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    日・ポーランド外相共同会見

1.訪問概要

 5月30~31日、麻生大臣は、ポーランドを訪問し、フォティガ外務大臣との間で外相会談を行った。また、麻生大臣は、カチンスキ大統領主催昼食会において同大統領と意見交換を行った。

2.外相会談及び大統領との意見交換の主要点

(1)二国間関係

(イ)麻生大臣より、本年が日・ポーランド国交回復50周年であることに触れつつ、今後とも価値を共有するパートナーとして、「自由と繁栄の弧」形成に向け、協力関係を一層強化していきたい旨述べた。ポーランド側より、共に協力していきたいとの意向が示された。

(ロ)ポーランド側より、日本からの投資を強く感謝・歓迎するとともに、さらなる投資貿易の拡大に対する期待が表明された。

(ハ)麻生大臣より、ポーランドが新興援助国として役割を拡大していることを歓迎し、ウクライナ等の第三国支援のための協力を継続していくことで一致した。

(ニ)5月28日にドイツ・ハンブルクで行われたV4+1(ヴィシェグラード4ヶ国+日本)外相会合が有意義なものであったとの見解で一致し、V4+1協力の一層の強化に向け、両国が連携していくことを確認した。

(ホ)ポーランド側より、ロシアを含む欧州情勢に関する局長級協議を行いたいとの提案があり、日本側はこれを歓迎した。

(ヘ)麻生大臣より、フォティガ外相の訪日を招請し、ポーランド側はこれを歓迎した。

(2)国際情勢・地域情勢

 欧州情勢(ロシア等)や国連安保理等に関する意見交換がなされた。

3.今次訪問の評価

(1)日・ポーランド国交回復50周年の機会に日本の外務大臣として10年ぶりにポーランドを訪問。共通の価値観を有するパートナーであり、「自由と繁栄の弧」の重要な一翼を担うポーランドとの間で、「自由と繁栄の弧」の形成のために緊密に連携することで一致。また、そのために有効なメカニズムであるV4+1協力を今後とも推進していくことを確認。

(2)近年両国間の経済関係が着実に発展していることを双方が歓迎するとともに、我が国より一層の投資環境整備への期待を伝達。

(3)新興援助国としての役割を拡大しつつあるポーランドとの間でウクライナ等の第三国支援のための協力を継続することで一致。

(4)伝統的親日国であり、国連や多くの国際機関選挙において我が国の立場を支持するポーランドとの間で、国際社会における諸問題に対する共同の取組みを強化することで一致。

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