麻生外務大臣

麻生外務大臣とムカジー・インド外務大臣との会談(概要)

平成19年8月1日

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 8月1日(水曜日)12時15分(現地時間)から約30分間、ASEAN関連外相会合に参加のためマニラに出張中の麻生外務大臣は、現地にてムカジー・インド外務大臣と会談を行ったところ、概要以下の通り。

1.日印関係・総理訪印

 ムカジー大臣から、今月21日から23日まで予定されている安倍総理の訪印は、昨年12月のシン首相訪日時に合意した「戦略的グローバル・パートナーシップ」に更なる推進力を与える観点から重視している旨述べた。これに対し麻生大臣から、シン首相訪日以来、本年3月に外相間戦略対話を実施した他、4月の南アジア地域協力連合(SAARC)首脳会議に自分が出席し、日印協力の幅も拡大してきている旨述べた。また、麻生大臣から、安倍総理訪印の成功に向けて協力していきたい旨述べるとともに、総理訪印に100名を超える経済ミッションが同行することを紹介した。

2.経済協力

 ムカジー大臣から、日印パートナーシップに深みをもたらす上で、幹線貨物鉄道輸送力強化計画とデリー・ムンバイ産業大動脈構想という二つのプロジェクトを重視している旨述べた。これに対し麻生大臣より、幹線貨物鉄道輸送力強化計画については現在行われている開発調査を踏まえて、本邦技術活用条件(STEP)を活用した円借款供与の可能性について前向きに検討している旨述べた。

3.気候変動

 ムカジー大臣から、気候変動問題については国際社会として取り組むべき課題と認識しているが、途上国にとって開発の目的も忘れられてはならず、その観点からクリーンなエネルギー技術の移転が必要である旨述べた。麻生大臣からは、安倍総理が提案した「美しい星50」に対するインドの積極的な検討を要請しつつ、エネルギー効率の分野でインドに協力していきたい旨述べた。

4.民生用原子力協力に関する米印合意

 ムカジー大臣から、米印間の二国間協定が最近纏まった点を紹介しつつ、IAEAの保障措置協定策定及び原子力供給グループ(NSG)のガイドライン改正に向けて関係各国の支持獲得に努力していくつもりであり、日本の支持をお願いしたいと述べた。これに対し麻生大臣から、本件に対する日本の立場は検討中であると述べた上で、IAEAとの交渉等についてインド側からの情報提供を要請した。

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