G7 / G8

日仏首脳会談(概要)

平成24年5月19日

  • (写真)日・仏首脳会談-1
    (写真提供:内閣広報室)
  • (写真)日・仏首脳会談-2
    (写真提供:内閣広報室)

 G8キャンプデービッド・サミット出席の為,訪米中の野田総理大臣は,5月19日(土曜日)8時(日本時間21時)から約30分間,オランド仏大統領との間で日仏首脳会談を行ったところ,ポイントは以下のとおりです。

1 日仏関係

  1. (1)野田総理よりオランド大統領に対し,就任の祝意を伝達。両首脳は,日仏が基本的価値と利害を共有し,国際社会のあらゆる課題について連携・協力していくことができるパートナーであるとの認識で一致しました。
  2. (2)そのような日仏関係の一層の深化のために,野田総理よりオランド大統領の早期訪日を希望する旨伝達しました。これに対し,オランド大統領より日仏関係を強化・拡大したい,訪日については成果のあるものにしていきたい旨応えました。
  3. (3)野田総理より,日仏,日欧の経済成長のためにも日EU・EPAが重要であり,早期交渉開始のためフランスの協力を要請しました。オランド大統領からは,日EUEPAを支持しているが,日本市場がさらに開かれ,日仏経済関係が双方向となる必要がある旨述べました。

2 欧州債務危機問題

  1. (1)両首脳は,欧州債務危機の再燃に対する懸念を共有した上で,野田総理よりEFSF債の購入や,IMF資金基盤強化のために我が国が600億ドルの貢献を表明したことにも触れつつ,欧州経済安定化に向けたフランス及びユーロ圏諸国の努力を求めました。
  2. (2)オランド大統領からは,日本の協力を評価するとともに,ギリシャのユーロ脱退は阻止すべきであるが,ギリシャはコミットメントを履行すべきであり,欧州の連帯が必要である旨述べました。

3 国際・地域情勢

(1)イラン

 両首脳は,イランの核問題に関し深刻な懸念を共有しました。野田総理からEUによる対イラン経済制裁措置(イラン産原油の輸送等に対する保険・再保険の提供禁止)の適用に際し,日本への配慮を期待する旨述べたところ,オランド大統領より,交渉を通じた核開発阻止が重要,日本経済等への影響等を理解する旨述べました。

(2)北朝鮮

 オランド大統領より,拉致問題を含め野田総理が昨日G8ワーキングディナーで表明した立場を完全に共有する旨述べたところ,野田総理より仏側の理解と協力に感謝する,拉致問題について人権を重視するフランスの引き続きの支援と協力をお願いする旨述べました。

(3)中国

 野田総理より,中国の発展はチャンスであるが,同時に,国際社会のルールを遵守するよう働きかけることが重要である旨述べ,オランド大統領より,これに賛成しつつ,今秋の指導部の交代後の政策の変化の有無にも注目したい旨述べました。


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