参考資料
1.会計検査院の決算検査報告に記述された事項のフォローアップ状況
1996年度(平成8年度)
プロジェクト 決算検査報告における記述(要旨) フォローアップ 1) 国名:シリア 96年3月に供与された消防車両17台のうち、シリア側による消防隊員に対する運転・取扱訓練の遅れから、97年5月時点で多目的消防車4台が予定された消防署に未配備で使用されておらず、また梯子付消防車1台が予定された消防署に配備されてないことにより、援助の効果が十分に発現していない。 未配備であった多目的消防車4台については既に訓練を終え当初予定の消防署に配備済みであり、また、梯子付消防車1台についても当初予定の消防署に配備済みである。 2) プロジェクト名:
ダマスカス市消防機材整備計画3) 援助形態:無償資金協力 4) 年度:94年度 5) 金額:7.03億円 1) 国名:アルゼンティン 供与機材のうちシート製造装置が、原材料の供給が得られず、ほとんど稼働しておらず、右シート製造装置に関連して移転された技術が十分に活用されていない。 技術移転は、計画通り行われたが、供与機材に関する本指摘事項は、民間企業との競合という予測し得なかったアルゼンティン側の事情によるものであり、最終的には同国の環境整備は自助努力によらなければならないものである。日本側としては、在外公館及びJICAを通じ、供与機材であるシート製造装置の活用について申しいれた結果、国立大学と共催している研修コースで同機材が活用されている。 2) プロジェクト名:
包装技術3) 援助形態:プロジェクト方式技術協力 4) 協力期間:89年3月~93年3月 1) 国名:インド 相手国内貨予算不足、土地収用の遅れ等により、事業進捗が遅延している。 中間監理ミッションの派遣等を通じた継続的なフォローアップの結果、全ての発電機は99年10月までに運転開始済みである。 2) プロジェクト名:
テースタ運河水力発電計画(I)(II)3) 援助形態:有償資金協力(直接借款) 4) 年度:86年度、90年度 5) 金額:80.25億円、62.22億円 1) 国名:ネパール 完成後に施設能力に見合ったセメント生産が行われていない。 稼働率改善のため援助効果促進調査を97年12月から98年3月に実施した。同調査結果に基づく提言の実施をネパール政府、実施機関に申し入れ、更に同調査での提言実行を支援するため99年3月からJICA専門家を派遣中である。 2) プロジェクト名:
ウダイプール・セメント工場設立計画3) 援助形態:有償資金協力(直接借款) 4) 年度:87年度 5) 金額:187.70億円 1) 国名:フィリピン、マレイシア、中国 開発金融借款について、特別勘定の収支損益等、二次貸し付けの低迷、二次貸付金の償還遅延・不能の状況等を的確に把握していない。 開発金融借款について、98年1月に案件監理強化策を策定し、貸付実施状況等に関するJBIC(OECF)の案件監理強化、実施機関の業務実施能力向上支援の強化を図っている。 2) プロジェクト名:
(イ)輸出基地計画(中国)
(ロ)非伝統農産物(フィリピン)
(ハ)輸出産業近代化(フィリピン)
(ニ)AJDF(農業銀行)(マレイシア)3) 援助形態:
有償資金協力(ツーステップ・ローン)4) 年度:
(イ)88年度(ロ)82年度
(ハ)87年度(ニ)88年度5) 金額:
(イ)~(ニ)の計 914.57億円
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