*1:統合水資源管理(IWRM:Integrated Water Resources Management)
「総合水資源管理」とは、1)自然界での水循環における水のあらゆる形態・段階(水資源と土地資源、水量と水質、表流水と地下水など)を総合的に考慮すること、2)従来別々に管理されていた水に関連する様々な部門(河川・治水、上下水道、農業用水、工業用水、生態系維持のための水など)を考慮すること、3)中央政府、地方政府、民間セクター、NGO、住民などあらゆるレベルの利害関係者を含む参加型アプローチを目指す。そして、このような方法で水を計画的な管理することによって、生態系の持続可能性を損なうことなく、水の便益を衡平な方法で最大化することを目的とする。