*33:南南協力への取組み

 我が国は、さまざまな機会に南南協力の推進を促しており、98年5月には、「新興援助国(経済開発が順調に進んだ開発途上国で、援助を受けながら、他方で他の開発途上国の開発の支援も一部行う国)」が一堂に会し、今後の対応策について協議するための、南南協力支援会合を沖縄で主催した。98年10月に我が国が主催した第2回アフリカ開発会議(TICADII)においても、南南協力の一つの具体化として「アジア・アフリカ協力」を推進することとされた。また、国連開発計画(UNDP)を通じて南南協力を支援するため、97年度には400万ドルをUNDPに拠出した。