*23:債務救済無償

 1978年に開催された国連貿易開発会議(UNCTAD)第9回特別貿易開発理事会(TDB)の決議に基づき、貧困開発途上国の債務救済を目的として実施している。円借款取極を締結したLLDC及び石油危機で最も深刻な影響を受けた国(MSAC)が対象となる。このうちLLDCの場合、円借款(87年度以前締約分)債務の返済が行われた際には、返済された元利合計額相当額の無償資金を供与する。我が国は、1978年度~1998年度約3,400億円の債務救済無償資金協力を行った。