(*11)国際寄生虫対策(「橋本イニシアティブ」)
98年のバーミンガム・サミットにおいて、橋本総理(当時)は、国際寄生虫対策を効果的に進めるために、アジア(タイ)とアフリカ(ケニア及びガーナ)に「人造り」と「研究活動」のための拠点をつくり、WHO及びG8諸国とも協力して、このような拠点を中心とした国際的ネットワークを構築し、寄生虫対策の人材育成と情報交換を推進していくべきことを提案。98年10月のアフリカ開発東京会議(TICADII)において、これら拠点を人材育成などの南南協力の推進拠点とする旨表明し、現在、この拠点づくりに向けた準備を進めている。