(注)

わが国のこれまでの債務問題に対する取組:
 わが国は、従来より、国際的な取組の中で以下のような債務救済を実施。
 (1) 78年の国連貿易開発会議(UNCTAD)特別貿易開発理事会(TBD)の決議に基づき過去23年間(78~2000)に30か国に対して合計約4,400億円に達する債務救済のための無償資金(債務救済無償)を供与。
 (2) 債務負担の特に大きい開発途上諸国に対し、国際的枠組み(パリクラブ)の下で債務救済を実施。
 (3) 重債務貧困国(HIPCs)と呼ばれる国々のIMFや世界銀行等国際金融機関に対する債務の救済を目的として設立された債務救済基金に対し総額約84億円(7,300万ドル以上)」の拠出を実施。