(注1)
「新宮澤構想」:通貨危機に見舞われたアジア諸国の経済困難の克服を支援し、国際金融資本市場の安定化を図るため、わが国が講じた支援策。アジア諸国の実体経済回復のための中長期の資金支援として円借款(ODA)及び輸銀が行うアンタイドローン(OOF)等150億ドル、経済改革過程での短期資金需要への備えとして150億ドル、合計300億ドル規模の資金支援と信用保証等を含むアジア通貨危機に対応するための構想。98年10月に表明。