国際シンポジウム「開発途上国における民主的機構への支援・強化のために」:途上国における民主化努力へのODAを通じた支援とこの分野において活動しているNGO、ドナー、途上国との連携のあり方などについて意見交換する目的で開催された。廣野成蹊大学名誉教授が全体を通じたモデレーターを務められたほか、わが国及び主要援助国の援助関係者やアジア諸国の有識者がパネリストとして参加し、国内NGO関係者やマスコミ、在京大使館関係者、学生等幅広い聴衆とともに、お互いの知見と経験の交流を進めつつ、(1)「民主主義とオーナーシップ:内発的イニシアティブの醸成に向けて」、(2)「自由選挙の促進とNGOとの協力:政治参加-民主主義を機能させる」、(3)「メディアと労働組合の役割」、(4)「民主化支援に係るODA-NGOの連携」の4テーマについて活発な意見交換が行われた。