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平成15年度ODA民間モニター報告書(第II期派遣)(逢沢一郎外務副大臣への提出)

平成16年3月26日

平成15年度ODA民間モニター報告書(第II期派遣)(逢沢一郎外務副大臣への提出) 平成15年度ODA民間モニター報告書(第II期派遣)(逢沢一郎外務副大臣への提出) 平成15年度ODA民間モニター報告書(第II期派遣)(逢沢一郎外務副大臣への提出)

 3月26日、平成15年度ODA民間モニター制度の第II期派遣として、ベトナム・バングラデシュ・モンゴル・モロッコに派遣された32名を代表して、樋口順一郎(ひぐち じゅんいちろう)氏(福岡県在住、ベトナム班団長)、大橋偉男(おおはし ひでお)氏(鳥取県在住、バングラデシュ班団長)、いいだ かんじ(いいだ かんじ)氏(東京都在住、モンゴル班団長)、須山恒(すやま こう)氏(島根県在住、モロッコ班団長)が外務省を訪れ、逢沢一郎外務副大臣に報告書を提出しました。
 このモニター制度は、一般の方々にご自身の目で海外のODA現場を直接視察していただき、その様子を踏まえたご感想やご意見などを報告・提言していただくというものです。5年目を迎えた今年度は、ケニア、ザンビア、ベトナム、バングラデシュ、モンゴル、モロッコの6カ国を対象に、それぞれの国で実施されているODA案件を視察するべく、全国から48名の方が公募で選ばれました。

 去る7月には第I期としてケニア及びザンビアに訪問済みでしたが、10月に第II期として8名ずつ4グループがそれぞれベトナム、バングラデシュ、モンゴル及びモロッコを訪問し、今般、この第II期分のモニターの方々の感想や意見をまとめた報告書が完成したため、外務省へ提出することになりました。

 報告書提出後の懇談の中で、モニター代表の方々からは、「日本人の援助関係者は誠心誠意現場で活動しており、その結果として現地の方々の尊敬を集め、国益にもつながっている」、「資金援助は効率的に行われており、また援助関係者は生き生きと活躍していた」、或いは、「草の根無償援助した産院のベッドは良質で、また全てにODAシンボルマークが入っていた。まだまだベッド数が足りないようだが患者の方は大変喜んでいた」といった感想のほか、「個々の案件では成功していると思ったが、相手国側の問題で全体としてまだ思うような効果が出てきていない状況である」といった見方も示されました。

 なお、提出された報告書は、外務省のODAホームページでもご覧になれるほか、全国の国際協力プラザ(コーナー)等にて閲覧いただくこともできます。また、下記事務局にお問い合わせいただき、入手することも可能です。

「ODA民間モニター」事務局
財団法人 国際協力推進協会(APIC)

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