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国際社会とわたしたち
国際協力(わたしたちにできること)
だれでもできる国際協力
身近なところから参加できる国際協力の事例を紹介します。自分にできることから始めてみましょう。
例1 書き損じハガキ
書き損じハガキ書き損じたハガキや、あまった年賀状などは、郵便局で手数料を払うと新しいハガキや切手と交換できます。書き損じハガキを集めている日本民際交流センターによると、タイではハガキ250枚分で1人の子どもが1年間中学校に行くことができるそうです。
みんなで集めることで、自分も参加して体験してみることが大切です。未投函のまま家で眠っているハガキや書き損じたハガキは、1枚5円の手数料を払えば新しいハガキに交換してもらえます。新しいハガキを換金して、国際協力のための資金を得ることができるのです。

書き損じハガキでこんなことができるよ
タイ、スリランカ-1枚でアヒル1羽/80枚で子豚1頭
タイ、ラオス-250枚で子どもが1人1年間学校に行くことが可能
カンボジア、フィリピン-1枚で薬1錠/10枚でニワトリ1羽/800枚で雌牛1頭
カンボジア-150枚で1グループ分の子豚
ネパール-1枚で2個の安全分娩キット(手を洗う石鹸、へその緒を挟むクリップなどのセット)(1キット=約24円)
中国-5枚で教室の窓ガラス1枚/45枚で生徒1人にかかる家庭負担の金額
日本-2万枚で1人のボランティアが1年活動することが可能

<主な問い合わせ先>
日本民際交流センター TEL:03-5292-3260
(財)ケア・ジャパン TEL:03-5950-1335
例2 使用済み切手
使用済み切手郵便に使われて消印を押された切手や未使用の切手を収集しているコレクターがいます。集めるときの基準さえ満たせば使用済みの切手もそういった取引市場で換金され、得られた資金を国際協力活動に役立てることができるのです。
使用済み切手は、切手収集家などに売却され、アジアに派遣する医療従事者の活動資金などになります。

送る際のポイント
消印を押された使用済み切手も収集団体によって集められ、各団体のボランティアによって、仕分けされます。その後、収集業者を通して切手商や、コレクターにkg単位で引き取られ、換金されます。各受付団体で整理・収集方法や目的が違うのであらかじめ連絡をとり、集める際の注意事項を明確にしておくようにして下さい。

<主な問い合わせ先>
(社)日本キリスト教海外医療協力会
TEL:03-3208-2416 / FAX:03-3232-6922
例3 外国のコインを集めよう!
海外旅行から帰ってきて、現地で使わなかったコインや紙幣の扱いに困ったことはありませんか?
外国コイン1000円分で次のようなことができます。

外国コイン1000円分-治療用ペニシリン40瓶/失明を防ぐビタミンAカプセルなら200個/包帯32個/子どもの健康をチェックする発育グラフ61枚/ノート80冊/白墨250本/鉛筆200本 海外旅行であまったコイン
外国コイン1500円分-6種類(はしか、破傷風、ジフテリア、百日ぜき、ポリオ、結核)の予防接種1人分
外国コイン30000円分-村の保健員1人の養成費
外国コイン35000円分-井戸に必要な手押しポンプと部品の購入費

<主な問い合わせ先>
(財)日本ユニセフ協会 外国コイン募金係(協力事業部)
TEL:03-5789-2013
例4 募金
募金には、大きくわけてニつの方法があります。
(1)個人・団体等の指定銀行、郵便口座に振り込む
(2)街角(コンビニエンスストアなど)の募金箱に寄付する。
募金活動を通して集まった寄付金は、各団体によって国際協力に役立てられます。

送る際のポイント
募金に応じるか否かは個人の自由です。募金を受け付けている団体の信頼性、寄付金の目的・用途などを十分調べてから募金するようにした方がよいでしょう。
一般的に募金とは後援会、賛助会、基金、分担金そのほか名称が何であっても、多人数に金銭や物品を募る行為のことを指しますが、ここでは金銭を募る場合のみ対象とします。
一言に募金といっても団体によって用途や目的が異なります。大きくわけて、(1)現地での援助物資の購入費、(2)募金受付団体の国際協力事業の運営費、(3)日本からの援助物資などの運送費、(4)海外の団体員との通信費、などがあげられます。
一口の金額が指定されている場合もあります。
事業別に違う窓口を設けている場合もあります。
寄付金の用途を指定できる場合もあります。

カンボジア
100円-野菜の種1家族の1季節分・苗木1本・肥料用の米ぬか10kg
500円-雌鶏1羽・家庭菜園用の農具(くわ、かま、ジョウロ)1家族分
1500円-子豚一匹
10000円-鶏のワクチン1村1年分・井戸1本

ラオス
1500円-カラー絵本5冊分相当の印刷費用
10000円-子ども文化センター1ヵ所の1講座を3ヵ月間支援
15000円-図書袋1袋分の製作費と図書費(約70冊の本を収納できるリュック)
150000円-1枚の学校図書室整備と図書費およびオープン後1年間の支援

バングラデシュ、ネパール
1000円-成人識字学級の生徒文具代44人分

その他(地域指定無し)
50000円-安全な水を得るための浅井戸用手押しポンプ、パイプ、付属品を提供し、3ヵ所に井戸を設置
10000円-教師1人と児童40人分の教材が入っている「教材セット」を1クラス分

<100円でできること>
・ヨード欠乏症を防ぐため食塩にヨードを加える費用(1年間)19人分
・下痢で体から水分がなくなってしまうのを防ぐ粉(経口補水塩)14袋
・失明を防ぐビタミンAカプセル(1年間)16人分

例5 絵本
世界中には、貧困などの理由から絵本を手にする機会に恵まれない子どもたちが大勢います。こうした子どもたちに絵本を送る活動をしている団体もあります。家庭で不要になった絵本を捨ててしまう前に、こんな方法で国際協力に参加することができます。

<主な問い合わせ先>
ASPBラオスの子どもに絵本を送る会
※現地で利用する際はラオス語の訳文を貼りつけてから使っています。
送ることのできる本は限られていますので、必ず送付可能な本のリストを請求してください。
TEL/FAX:03-3755-1603
ホームページ:http://homepage2.nifty.com/aspbtokyo/
(「開発教育・国際理解教育ハンドブック」より)
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