外務省が2019年度に外部の評価者に委託して実施した第三者評価全体を、 開発の視点及び外交の視点からとりまとめました。2019年度 外務省ODA評価概要の紹介 開発協力政策と日本のODAの上位政策、国際的な優先課題、被援助国のニーズとの整合性を検証する政策の妥当性については、おおむね非常に高いとの評価結果となりました。また、開発の効果がどこまで現れているかを検証する結果の有効性においても、被援助国がかかえる開発課題に対し日本の支援が貢献していることが確認され、おおむね高い評価となりました。一方、必ずしも想定されていた効果が確認されない、開発への貢献が限定的であると指摘された評価案件もありました。 開発協力政策の妥当性や有効性が確保されるようなプロセス(手続き)が取られていたかを検証するプロセスの適切性については、おおむね高い評価結果となりました。一方、情報共有プロセス、業務の効率化、広報や情報公開においては、改善の余地があると指摘された評価案件もありました。開発の 視点からの評価結果05
元のページ ../index.html#6