広報・資料 ODAメールマガジン

ODAメールマガジン/特別号No.47/2010年2月12日発行

 ODAメールマガジン特別号No.47は、「ODA広報テレビ「地球サポーター」知花くららさんからのフィリピン取材の報告」をお届けします。

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ODA広報テレビ「地球サポーター」知花くららさんからのフィリピン取材の報告

現在、フィリピン編が放送されています。詳しい番組内容や放送時間は、番組ホームページからご覧いただけます。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyu-s/

知花くららさんに、取材国フィリピンで印象に残ったことを伺いました。

 今回、私はまずフィリピンの中部に位置するパナイ島を訪ねました。マニラから飛行機で一時間程の距離にある島なのですが、到着した空港が日本の援助で建設された空港だったんです。2007年に建設されたこの空港は、利用客数ではフィリピンで4番目に多いそうで、とても立派な空港でした

新イロイロ空港開発計画

 順調な経済成長を遂げるフィリピンでは、物資の輸送が増加し、以前の空港では、旅客、貨物の需要に対応する事が難しくなったため、日本の援助で建設されました。年間120万人が利用でき、将来は国際線の乗り入れも予定しています。

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青年海外協力隊派遣 ソーシャルワーカー  關(せき)恵里香さん

 パナイ島のイロイロ市に、様々な障害を抱える生徒が通うイロイロ市特殊教育学校があります。私が取材したのは、この学校で知的障害者を対象にした職業訓練コースで活動している青年海外協力隊の關(せき)恵里香さん。この日に行われていたパン作りの授業に、私も飛び入りで参加させてもらいました。この職業訓練コースでは、パン作り以外にも「Tシャツプリント作り」や「キャンドル作り」など、様々な訓練を行っていて、その完成した商品は販売しているそうです。そして、その売上金の大半を生徒の給料としているのですが、実は、それには意図があるそうなんです。「ここで訓練しているのは、技術だけではありません。自分たちが作った物を売り、給料をもらう事で、"仕事"とは何かを学んでいるんです」と關さんは語ってくれました。フィリピンで職を得るのは簡単な事ではありませんが、いつか彼らが社会の中で働く事ができるようになってほしいと思いました。

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welcome
クラスのみんなが、温かく迎え入れてくれました!
この黒板の文字、すごく上手でしょ?!
デザインが得意な生徒さんが書いたそうです。
すごい!
~番組ホームページ「取材フォト日記」より

パヤタス地区における地域型保健プログラム
  パヤタス地区における地域型保健事業及び生計向上事業

 首都マニラの東のはずれにあるパヤタス地区を取材した時は、衝撃的な光景を目の当たりにしました。この地区の民家に隣接して小高い山があるのですが、それはゴミで出来た山だったんです。息を止めたくなるほど、ものすごい悪臭が漂っていました。日本のNGO「アジア日本相互交流センター(ICAN)」は、この町のケアセンターで週に2度の診療を行っています。ゴミ山の影響で空気が悪く、肺炎や気管支炎にかかる子供たちが多いのだそうです。このケアセンターは老朽化が激しかったため、2007年に日本政府の援助で建て替えられました。
 このゴミ山は撤去も検討されています。住民の健康には喜ばしい事です。しかしここに暮らす多くの人達は仕事がなく、ゴミ山のゴミを拾ってお金に換える事で生計を立てているため、ゴミ山の撤去は生活の糧を失う事に繋がってしまうのです。そこで、ICANはゴミに頼らずに生活できるように裁縫教室などの職業訓練も行っていました。
 今まさに苦しんでいる子供たちの治療、生計向上のための技術の習得、そして何より生活環境の改善…。
多くの問題解決のために、同時進行で取り組まなくてはパヤタスの問題は解決出来ないんだなと痛感しました。
 ゴミ山で遊ぶ、子供たちの笑顔が強く心に残りました。

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もりもりマカロニ
パヤタスの村で、栄養が欠乏している子供たちに
栄養補助のための食事を提供しています。
この男の子、なんとこれが三杯目!
おいしそうに食べる姿がなんともなんとも愛らしくて。
~番組ホームページ「取材フォト日記」より
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パヤタスゴミ山
この取材中、もっとも重い取材内容でした。
ここパヤタスは、ゴミを拾って生計をたてる人々が住む村。
村の真ん中には、こんなにも大きなゴミの山が。
そこを歩いてみると、鼻をつくような異臭。
一歩踏み出すたびに、想像を絶するほどの数のハエが
ぶーんと飛び立つ。
子供たちが肺炎や気管支炎などの病気にかかるのがすごく心配です。
~番組ホームページ「取材フォト日記」より

 知花くらら



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