広報・資料 ODAメールマガジン

ODAメールマガジン/特別号No.42/2007年10月19日発行

 ODAメールマガジン特別号No.42は、関口知宏さんによる中国取材のご報告「NGOのアカウンタビリティ能力強化セミナー公開シンポジウム」をお届けします。


このメールはHTML形式でお送りしていますが、テキスト形式で読み込むことも可能です。受信環境によっては、HTML形式をうまく表示できない場合がありますので、その際はテキスト形式で読み込んでください。
※迷惑メール対策をされている場合は、oda_mail@www-cgi.mofa.go.jpからのメールを受信できるようにしておいてください。


New!ODAホームページ新着情報
NGOのアカウンタビリティ能力強化セミナー公開シンポジウム ODAホームページ
外務省の「STAND UP SPEAK OUT!!」キャンペーン参加について
外国の切手になったODA 雲南省人材育成計画(中華人民共和国
ODA出前講座 開催報告(第29回)
ODA出前講座 開催報告(第30回)
ナミビア放送公社に対する一般文化無償資金協力について
STAND UP SPEAK OUT イベントのお知らせ
シーラン国連世界食糧計画(WFP)事務局長による高村外務大臣表敬
ODAメールマガジンは、ODA政策や様々な情報をタイムリーにお届けします。
また、外務省ホームページODAコーナーでは、新着情報を次々と更新しておりますので、是非ご覧下さい。
  ODAホームページ
 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/index.html


 なお、このODAメールマガジンでは、ODAの現場で働いている人々や実際にODAを視察した方々の生の声をお伝えしておりますので、本メルマガに掲載されている意見は執筆者個人の意見であり、政府の立場を示すものではありません。


ODA広報テレビ番組「関口知宏の地球サポーター」単行本と中国編絵日記のご紹介

現在、中国編が放送されています。詳しい番組内容や放送時間、絵日記の詳細は、番組ホームページからご覧いただけます。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyu-s/

ODA広報テレビ番組「関口知宏の地球サポーター」の取材中に関口さんが書き綴った絵日記が本になりました。単行本「関口知宏の地球サポーター」(徳間書店より発売中)

画像

以下、単行本「関口知宏の地球サポーター」(徳間書店)前書きより抜粋

 『開発途上国への援助(ODA)が現地でどのように役立っているのかをレポートするこの番組で僕は、JICA(国際協力機構)などの援助機関の一員として世界各地でさまざまな援助活動を行なっている日本人に直接出会ってきましたが、それはまるで、自分がテレビの中に入ってしまったかのような体験でもありました。部屋でテレビを見ていたときは、僕とはまったく関係のなかった出来事たちそのものに、直接出会う体験だったからです。

 その体験を通して感じてきたのは、「援助」という言葉から受ける印象と、実際との違いでした。

 「援助」といえば、まず「相手が困っている側でこちらは助けてあげる側」と安易に思いがちですが、実はこちらが「助かる側」でもありました。遠い国の、貧しさゆえに焼畑農業から脱却できない村を援助することは、とりもなおさず日本、そしてこの僕の命が助かることでした。地球は思ったほど広くなかったからです。そして地球は、思ったほどじっとしていなかったからです。

 文明が発達して、僕たち人類の行動範囲が劇的に広がったぶん、相対的に地球も劇的に狭くなり、動きや影響も大きく速くなったのです。この変化は、生命の危機に瀕しているのは、どこか遠くの貧困と飢餓の国の人々だけなのではなく、僕たちのような豊かな国の人々でもあるという、かつて想像すらしなかった歓迎せざる「平等」を、間もなく成り立たせつつあります。

 僕は自分が直接テレビの中に入ることで、どれほど安心できるのかと思ったら、逆に怖くなってしまいました。(中略)頭ではわかっていても、テレビで見ているだけではどうしても実感できない世界の環境問題や社会問題の深刻さ。こうした世界の危機を、この僕自身の生命の危機として実感することは、自分が良い人間か悪い人間か、あるいは頭が良いか悪いかとはまったく無関係だったのです。

 かつてなら修行を積んだお坊さんとか、国際的事業家ぐらいにしかわからなかった「世界と自分との関係」の密接さ。それを観念的にではなく、僕という一地球市民の喉元に突きつけられた現実の問題として知らされたこと。それが僕の「地球サポーター」体験でした。』

以下、「関口知宏の地球サポーター」中国編の絵日記より抜粋

1998 年に発生した長江の大洪水を契機に、長江上流の植林の重要性が認識され、日本の援助による『四川省森林造成モデル計画』というプロジェクトがスタートしました。このプロジェクトでは、長江の支流安寧河流域の乾燥地、高海抜地で、モデル森林を造成し、育苗・造林技術を開発し、地域住民が自立的に造林地を実施しようというものです。このプロジェクトの植林の現場を、関口さんが訪れました。

画像

 中国は、なんと環境問題に真剣に取り組んでいました。発展で頭がいっぱいなのではなく、それが環境を破壊せずに出来るものなら、何でも学ぼうとしていました。日本で様々な報道を聞いていると信じられませんが、この国に来てみれば、それがウソでないことがわかります。このご時世に、環境問題が怖くない国は、世界のどこにもないのです。

中国で6番目に大きな湖、昆明市にあるテン池。昔は「高原の真珠」と呼ばれるきれいな湖でした。しかし、90年代昆明市の急激な人口の増加などにより、下水処理が追いつかず、生活排水がそのままテン池に流れ込み、水質は急激に悪化しました。植物プランクトンの異常繁殖で悪臭を放ち、改善が急がれていました。現在、日本の援助によって、下水処理施設の整備を行い、テン池の水質汚染を改善する『雲南省昆明市水環境整備計画』がスタートしています。関口さんは、下水処理施設の建設現場と、テン池を取材しました。

画像

 中国は、勝手に発展し始めたのではありません。世界が中国に安い人件費を求めて殺到したことも、大きな要因の一つです。そしてその安さが生み出してしまった問題が、決して少なくはないのです。

関口知宏

中国への取材は2007年7月下旬~8月上旬に行っています。



「NGOのアカウンタビリティ能力強化セミナー公開シンポジウム」

外務省主催2007年NGOのアカウンタビリティ能力強化セミナー公開シンポジウム

 外務省は、以下の要領で、NGOのアカウンタビリティの国際的な潮流に関する公開シンポジウムを開催します。

画像 日時:
 11月16日(金曜日)
 13時00分~17時20分(受付開始12時40分)
会場:
 東京会場/独立行政法人 国際協力機構総合研修所
 ・〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
 兵庫会場/独立行政法人 国際協力機構 兵庫国際センター
 ・〒651-0073 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2
主催:外務省
運営:
 特定非営利活動法人 国際NGOセンター(JANIC)
 特定非営利活動法人 関西NGO協議会(KNC)
参加費:無料
定員:
 東京会場50人、兵庫会場40人
(定員になり次第受付を締め切ります。)
申込・問い合わせ
 詳しくはこちらをご覧ください。


編集・発行 外務省国際協力局(〒100-8919 千代田区霞が関2-2-1)

ODAメールマガジンをご利用いただきありがとうございます。
本サービスの登録、削除及び電子メールアドレス変更は、下記の画面にて受け付けております。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/index.html
このODAメールマガジンの内容について改善していきたいと考えておりますのでご意見・ご要望がありましたら、こちらからどうぞ。
ご意見メール
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/

バックナンバートップへ戻る
Copyright(C): JAPAN Official Development Assistance
このページのトップへ戻る
目次へ戻る