広報・資料 ODAメールマガジン

ODAメールマガジン/2006年4月19日発行 第89号

 ODAメールマガジン第89号は、関口知宏さんによるラオス取材のご報告と、「ODA体験型ゲーム『国際緊急援助 被災者を救え!』(国際緊急援助隊医療チーム派遣シミュレーションゲーム)について」をお届けします。


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 なお、このODAメールマガジンでは、ODAの現場で働いている人々や実際にODAを視察した方々の生の声をお伝えしておりますので、本メルマガに掲載されている意見は執筆者個人の意見であり、政府の立場を示すものではありません。


ODA広報テレビ番組「関口知宏の地球サポーター」関口知宏さんによるラオス取材のご報告  ―地球サポーターの「絵日記」より抜粋(原稿執筆:関口 知宏 さん)

(絵日記の詳細は、番組ホームページからもご覧いただけます。)
 http://www.tv-tokyo.co.jp/chikyu-s/

3月15日 ラオス首都ビエンチャン到着
「知らない世界」

絵日記 写真

ラオスの街角で
(絵をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。)

 成田空港からタイ航空でバンコクまで約7時間、プロペラ機に乗り換えてラオスに向かう時は、もうすっかり夜になっていた。(中略)ラオスの首都ビエンチャンの空港に降り立つと、そこには他に飛行機はなく、空港のライトに照らし出されているところだけ、知らない世界への入り口でした。

 これからの1週間、そこには一体どんな出来事たちが待っているのか、期待と不安が胸の中でかけめぐっていました。そして、これからここで日本人に出会うんだということが、どこかでとても不思議なことに思えました。

3月16日(木曜日)メコン川の浸食防止工事
「2つのホッとしたこと」

絵日記 写真
河岸浸食対策技術プロジェクト(技術協力)の現場メコン河で取材する
(絵をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。)

 ラオスのメコン川流域には、侵食の激しいところがり、その防止の工事に、日本人が一役買っている。今までテレビなどで自然破壊とか発展途上国とか聞くと、どこか後ろめたい気持ちがあったので、こうやって頑張っている日本の人たちに会えて、ありがたいことに、ホッとさせられた。しかしどうやら彼らは彼らで、ラオスの人たちにホッとさせられている様子で、皆さん異口同音に「日本に帰りたく無くなる」と言っていた。

 それはラオスの人々や自然に郷愁を感じるからで、これからのラオスにはもっと発展して欲しいことと、変わらずにいて欲しいことが、それぞれにたくさんあると言っていました。それを聞いて、僕はもう一つホッとしました。

 かつて大発展の道を選んだ日本。良かれと思って手にした様々な便利さと、思いもよらず失ってしまった沢山のものたち。そのすべてを体験してきた日本人が今ここにいる。それはこのラオスの未来にとって、とても頼もしく思えたからです。もしかすると、後悔ほど、未来を確かにしてくれるものはないものかも知れない、そんなことを思いました。

3月16日(木曜日)その2 炎天下は40℃以上!?
「倒れちゃいました...(汗)」

絵日記 写真
シニアボランティア(空手)香川政義さんの道場を取材
(絵をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。)

 あまりの暑さで、川岸からホテルに戻ったら、倒れてしまいました。

 勿論水分もよくとっていたし、頭にはタオルも巻いていました。睡眠不足でもありませんでした。(中略)眠ろうにも気持ちが悪かったんだけど、祈るような気持ちで無理して寝たら、3時間後に目が覚めた時、ウソのように治っていました。そして夜は何もなかったみたいに普通に日本人の空手の先生の道場に取材に行けました。スタッフの皆さん、ご迷惑をおかけしてスミマセンでした...。(汗)

 ラオスの暑さは、本当に恐ろしいです。

3月17日(金曜日)車椅子作り見学 in 障害者施設
「地球のサポート ポイントは“違い”」

絵日記 写真
国立リハビリテーションセンターで働くエーさんと
―「障害者のための車椅子普及支援事業」の取材
(絵をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。)

 エーさんは、あまりにも小さい頃に足が不自由になったので、歩ける人の感覚がない。耳の聴こえない子たちが嬉しそうに手話を教えてくれたり、目の見えない少年と、その手をひく少年が、楽しそうに話ながら歩いているのを見た。僕の中で何かが変わった。

 地球サポーターって、ただ違う国を見に行くのではなく、自分とは違う様々なものごとに出会うことが出来ます。そして、この地球には僕と同じ人は1人もいないという当たり前の事実を実感することが出来ます。この実感は地球をサポートする上で不可欠な第一歩なのだと思いました。

3月21日(火曜日) ハットフアイ村
『世界最先端事業は”変わらずに変わること”』

絵日記 写真
ハットフアイ村で、村の人々に歓迎を受ける
-森林管理・住民支援プロジェクト(技術協力)の取材
(絵をクリックすると拡大画像をご覧頂けます。)

 幼い頃以来、見かけなかったおじぎ草を見つけて、とても嬉しかったです。「変わって欲しくないなぁ」と、この村を見て思った。もっと考えたら、「変わった方がよいものたちは変わり、変わらなくて良いものたちは変わって欲しくないなぁ」と思っていることがわかった。でもそれは日本も出来なかった難事業。

 しかしここにも、開発の難しさを重々感じて来た日本人たちがいた。彼らはみんなODAの一員であると同時に、開発されていく日本を見て来た一人の日本人だった。「このままでいて欲しいこともたくさんある」とその心情を吐露する彼らを見て、僕はとても頼もしかったです。これなら、この村は変わらずに変わるという世界最先端事業が可能かも知れないからです。ガンバレラオス!ガンバレ日本!

関口知宏



ODA体験型ゲーム「国際緊急援助 被災者を救え!」(国際緊急援助隊医療チーム派遣シミュレーションゲーム)について

 外務省は、独立行政法人国際協力機構(JICA)、財団法人国際協力推進協会(APIC)と協力して、ODA体験型ゲーム「国際緊急援助 被災者を救え!」(国際緊急援助隊医療チーム派遣シミュレーション)を作成して、3月31日(金曜日)からネット上で一般公開しています。
(http://www.apic.or.jp/plaza/resque1/)

 このゲームは、事業が海外で実施されているため、現場の実情がわかりにくいとされているODA(政府開発援助)を一般の方にもわかりやすく、臨場感をもって理解してもらうことを目的として、中学・高校生程度以上の方が楽しく遊びながら学べる開発教育教材として作成されました。

 今回のゲームでは、ODAの様々なスキームの中でも、昨年のパキスタン大地震でも派遣され、一般の方からの関心が高い国際緊急援助隊を取り上げました。
 ゲーム参加者は、緊急援助隊医療チームの一員として現地に派遣される設定で、医療チームとして活動する際に直面する様々な課題をクリアして、無事帰国するまでをシミュレーションします。さて、あなたは何人の人を助けることができるでしょうか?
 ぜひ、一度挑戦してみてください!

(ご参考)
 国際緊急援助隊は、海外の地域、特に開発途上国の地域における大規模な災害に対し、被災国政府または国際機関の要請に応え、派遣されるものです。医療活動を行う医療チームの他、被災者の捜索・救助活動を行う救助チーム、災害応急対策および災害復旧のための専門家チーム、医療・給水・輸送活動を行う自衛隊の部隊などがあります。



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