広報・資料 ODAメールマガジン

ODAメールマガジン/2009年9月9日発行 第167号

 ODAメールマガジン第167号は、インドネシア共和国からの「多様性の中の統一 インドネシア」「遠隔地ラジオ放送網拡張計画」をお届けします。

インドネシア共和国地図

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多様性の中の統一 インドネシア 原稿執筆:在インドネシア日本国大使館 伊藤正毅 三等書記官

 インドネシアは、東西に5,110キロメートルと非常に長く、面積189万平方キロメートル、人口約2,28億人からなる東南アジアの大国です。赤道をまたぐ一万数千もの大小の島々からなり、各地に独自の文化、言語をもつ多様な民族で構成されています。島が違えば文化、生活様式、街の様子などはがらりと変わり、多様な文化が集まって一つの国を成しているというのがこの国の魅力の一つです。国のスローガンは「多様性の中の統一」で、数多くの文化を保持しながら、国として一つにしっかりまとまっていこうという意志が現れています。

 日本に住んでおられる方々にとってインドネシアについて思い浮かぶのは、バリといったリゾート地の華やかなイメージがある一方で、テロや鳥インフルエンザなどネガティブなイメージもあり、あまり具体的なイメージがわかない方が多いかもしれません。ところが、このインドネシアと日本は昨年2008年に国交50周年を迎え両国の結びつきはますます強固なものになっています。インドネシアは日本にとって、民主主義国、エネルギー資源の重要な供給国、日系企業の投資先、交通の要衝マラッカ海峡などの点から従来より非常に重要なパートナーであり、同年、日インドネシア経済連携協定が発効したことで、これまでにも増して、投資、貿易の経済交流が活発になることが期待されています。

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経済成長を続ける首都ジャカルタ

 国際社会の中でも、G20入りを果たし、また世界経済不況の中でもプラス成長を遂げるなど、政治的、経済的にも国際的な活躍が注目を集めています。民主化が進展する中、本年7月の大統領選挙で圧倒的な支持を得て再選され、2期目に入るユドヨノ政権のもと、さらに政治、経済の基盤が強化されることが期待されています。
 インドネシアの国民は、大半がイスラム教徒(88.6%)で国家自体はイスラム国家ではないものの、生活にはイスラムの影響が反映されています。穏健なムスリムが多く、それはこの国の民族性をよく反映していると思います。インドネシア人は一般的に穏やかで人懐っこい性格で、外国人に対しても気さくに接してくれます。ゴトン・ロヨン(相互扶助という意味のインドネシア語)の精神が国民の中に浸透しており、道ばたで困っていたりすると、わらわらと人が集まってきて手助けしてくれたりもします。そのようなインドネシア人の温かさに触れ、この国が大好きになる日本人は数多くいます。現在中進国入りを目指して走り続けるインドネシアですが、この国が「多様性の中の統一」を維持し、さらに大きな国になることを願っています。



遠隔地ラジオ放送網拡張計画 原稿執筆:在インドネシア日本国大使館 中田響 二等書記官

 インドネシアは多様な文化、習慣をもつ様々な民族からなる多民族国家であり、約一万数千の島々からなる広大な領土を有しています。そのため、国家統合の手段(インドネシア語の普及、情報の迅速な伝達等)として、ラジオ放送が大きな役割を果たしています。

 しかし、インドネシアにおけるラジオ網は決して十分に整備されているとはいえません。とりわけ、貧困地域である、東カリマンタン州タカラン県や中部スラウェシ州トリトリ県などにおいては隣国のマレーシアやフィリピンの放送しか受信できず、インドネシア国内で情報格差が生じています。

 このような状況の下、インドネシア政府は、中波放送(AM)を受信できない東カリマンタン州タカラン県及び中部スラウェシ州トリトリ県においてラジオ送信施設を整備するための、無償資金協力を我が国政府に対し要請してきました。

 日本政府は、中波ラジオ放送(AM)が受信できない地域においてラジオ送信設備を整備することにより、インドネシアのほぼ全域で中波ラジオ放送を受信できるようにするために3億5700万円の無償資金協力を決定しました。

 本年6月25日(木曜日)、東カリマンタン州タラカン県において、日本国政府からインドネシア共和国政府への無償資金協力「遠隔地ラジオ放送網拡張計画」に基づき整備されたラジオ送信局の開局式典が行われました。今回の支援により、東カリマンタン州タカラン県及び中部スラウェシ州トリトリ県において、約67万人がインドネシア国内の中波ラジオを聞くことができるようになりました。また、インドネシアの全放送局(58放送局)において、中波放送設備が整備され、全国で中波放送サービスを提供することができるようになりました。このラジオ放送網の整備がインドネシアの人々の情報伝達、情報共有に大きく貢献することが期待されています。

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ラジオ送信局開局式典の様子


編集・発行 外務省国際協力局(〒100-8919 千代田区霞が関2-2-1)

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