ODABOOK_vol2
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本9 SERIES ODA NOW EPIS ODEhttps://www.yaguchidenshi.jp/New DelhiSri Lanka(2022年7月現在 )ChinaNepalBangladeshMyanmarメイドインインドで近隣諸国へ展開( 注 )オクルパッド専用のグラスを通さないと見えない 液 晶( ホ ワ イ ト ス ク リ ー ン )を採用したタブレット型視覚訓練機器。専用のメガネをかけて、ゲームで楽しんでいる間に訓練できるため、精神的負担が少ない状態での治療が期待できます。インド(Republic of India )首都: ニューデリー人口: 14億756万人(2021年 世界銀行 )面積: 328 万7,469 ㎢(日本の約9倍)(インド政府資料:インド北西部にあるグジャラート州は、インド建国の父と呼ばれるマハトマ・ガンジーが生れた地としても有名です。ガンジーといえばトレードマークの丸眼鏡。20代の頃の写真では眼鏡をかけていないので、ガンジーは、加齢により視力が低下していたと言われています。会 社 名: ヤグチ電子工業従 業 員: 25名事 業 内 容: 電子機器及び回路・基板の設計・試作・製造・パキスタン、中国との係争地を含む )(2011年 国勢調査 )気候: 温帯夏雨気候( 首都近辺 )( 年間平均気温:約25℃)株式会社社: 宮城県石巻市立: 1974年( 昭和49 )年設代 表 者: 取締役社長(CEO )佐藤 雅俊組立・リワークほか18名と連携して事業を進めることができた他、別の病院か(取材時期:2022年6月)とを想定していたのですが、交通の便や眼科外来の混雑により、通院のために半日から1日、人によっては泊りがけで訪れる患者がいることも分かりました。そこで、自宅でもできる治療として、メガネの上から貼って片目を遮閉する「オクルーダー」を開発。普及・実証・ビジネス化事業ではこの2つも投入資材に追加しています。インドで着想を得たこれらの商品は、日本国内でも使われるようになり、新たなビジネスチャンスとなりました。新型コロナウイルス感染症の影響で事業の中断を余儀なくされましたが、実施までスムーズに進めることができた要因としては、事業採択前から、インドの市民病院などを訪問して情報収集をしていたことや、JICAインド事務所に、アイキャンプと呼ばれる眼科医療支援活動を行っているNGO団体や販売代理店などを紹介していただき、現地活動はもちろん帰国後も密にコンタクトしていたことなどが挙げられます。これまでの経過として、現地の中核病院18ヵ所、医師らも事業対象に加えてほしいという連絡が来ています。また、グジャラート州全域で本事業を紹介する番組の放映後、患者の父親から「カルカッタの弱視訓練センターに通うから、娘の弱視を支援してほしい 」とJICAインド事務所に連絡があり、現地医師と共に話を進めているところです。今後は遠隔医療の一手段として、弱視訓練のスマホアプリの開発や、現地の製造工場とのコラボも考えています。弱視は人類共通の疾患で一定の需要が見込めるので、インドを拠点に近隣諸国にもビジネス展開していく予定です。すでにアフリカのケニアから話も来ており、今回の経験を踏まえアフリカ大陸への展開が実現できればと考えています。INDI A
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