外務省は、NGOの専門性の強化、能力構築のためNGO自身の企画、実施による「NGO研究会」と称される企画を毎年実施しています。
今回は、本年度活動を行っている3本のNGO研究会のうち、「人間の安全保障におけるプロテクション」のテーマのもとNGO関係者を対象としたワークショップ(使用言語 英語)を1日半、続いて、一般の方も含め対象とした公開シンポジウム(同時通訳付)を半日行いますのでご案内します。
日時 | 時間 | 内容 | ||
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1月10日 | 9時45分~10時05分 | ・受付 | ||
10時05分~10時15分 | ・ワークショップ概要説明 JAR |
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10時15分~11時15分 | ・プロテクションとUNHCRの役割 講師:根本かおる氏(日本UNHCR協会事務局長) |
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11時15分~12時15分 | ・給水と衛生におけるプロテクション 講師: 鈴木泰生氏 (アドラ・ジャパン) 明城徹也氏 (ピース ウィンズ・ジャパン) モデレーター: 石川えり (難民支援協会) |
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12時15分~13時45分 | 昼食 | |||
13時45分~ 15時15分 | ・食料配給におけるプロテクション 講師 三澤康志氏(WFPミャンマーオフィスプログラムオフィサー) 山野真季葉氏(ワールド・ビジョン・ジャパン) ドリス・クノッシェル氏(ワールド・ビジョン・インターナショナル) モデレーター 石井宏明(難民支援協会) |
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15時15分~15時30分 | Coffee Break | |||
15時30分~17時00分 | 分科会 | |||
WFP | UNHCR | Child Protection | ||
・ソーシャル・プロテクション 講師 三澤康志氏 WFPミャンマー事務所 |
・キャンプ・マネジメントに関するプロテクション 講師 UNHCR(講師調整中) |
・子どもと教育に関するプロテクション 講師 平野裕二氏(ARC代表) |
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1月11日 | 10時00分~11時00分 | ・分科会の参加者によるまとめ・発表(各分科会報告者) | ||
11時00分~12時00分 | ・保健・医療におけるプロテクションの実践報告 講師 小川里美氏(秋田赤十字短期大学) |
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12時00分~13時00分 | ・ワークショップ全体総括・国際的なトレンド(Cluster Approach)について ドリス・クノッシェル氏 (ワールド・ビジョン・インターナショナル) |
*言語は、原則として英語で行います。通訳はつきません。
*参加者は、原則として研究会参加団体(いつでも登録可)スタッフ、および主催者(外務省)ですが、広く人道支援に関わる方のオブザーバー参加も歓迎です。参加希望の方は、事務局までお問い合わせください。(事務局:難民支援協会:protection@refugee.or.jp、電話:03-5379-6001 石井・中島まで)
お名前(複数名でも構いません):
ご所属(任意):
ご連絡先:
(メールアドレスもしくは電話番号)
(事務局より)
外務省NGO研究会「人間の安全保障におけるプロテクション」では、昨年来人道支援に取り組む日本のNGOが集まり、人道支援の現場において受益者の権利が国際的基準にのっとって保護されるべく「プロテクション」について研究しており、平成18年度には現場で実践的に役に立つプロテクション・ガイドラインを作成しました。
このたび、当該NGO約20団体が参加して平成19年度外務省NGO研究会「人間の安全保障におけるプロテクション」の1年間にわたる活動の総括として、公開シンポジウムを開催します。今シンポジウムでは、国際機関(国連難民高等弁務官事務所、国連世界食糧計画、国際児童基金、赤十字社、国際移住機関)、NGOなどが、人間の安全保障をキーワードに人道支援、復興支援を行う現場における、プロテクションの取り組みを紹介していただくことを中心に、国際機関とNGOが受益者の中でもとくに社会的弱者の視点(プロテクション)を取り入れた、プログラムの企画・運営を目指すことの重要性を訴えます。