ODA(政府開発援助)

令和5年9月7日
  1. 外務省は、我が国企業がCSR(企業の社会的責任)活動を通じて途上国の経済社会開発に貢献することを支援するため、草の根・人間の安全保障無償資金協力(以下、「草の根無償」という。)を活用して、我が国企業がNGO等と協力する官民連携の取組を推進しています。ODAと社会課題解決能力を有する企業活動を連携させることにより、我が国が開発途上国における経済社会開発により効果的かつ効率的に貢献することが期待されます。
  2. こうした取組に関心を寄せる企業及びNGO等の皆様の参照用として、令和4年度に採択された草の根無償案件のうち、官民連携の下で実施された事例を以下にご紹介します。

(1)インドネシア「東ジャワ州ブリタル県パゲルグヌン村浄水装置改善計画」

草の根無償による支援
 東ジャワ州ブリタル県クサンベン郡パゲルグヌン村に浄水装置を整備するとともに、村の水管理委員会の運営強化及び同装置の管理・運用等の技術指導を行うことで、浄化処理されていない共用水路の水を飲料水として利用することを可能にする。
企業による貢献
 ヤマハ発動機株式会社が、浄水装置の運用・維持管理に関する技術研修を実施する。

(2)カメルーン「北部州におけるモバイル結核スクリーニングシステム整備計画」

草の根無償による支援
 北部州に移動式の結核スクリーニング体制を整備することで、同州、とりわけ農村部の住民に対する結核診断サービスを提供し、罹患者治療率の向上を図る。
企業による貢献
 トヨタ社及び富士フイルム社が、超軽量携帯型富士フイルムX線デジタル撮影システム及び同システムを搭載したトヨタ製車両の使用に関する研修を実施する。

(3)ナイジェリア「ナサラワ州ドマ地方行政区もみ殻燃料製造施設整備計画」

草の根無償による支援
 ナサラワ州ドマ地方行政区にもみ殻燃料製造装置の設置を含む施設整備を行うことで、これまで廃棄されてきたもみ殻のリサイクル利用を可能にし、地域の農家の収入向上や煙害の抑制に寄与する。
企業による貢献
 株式会社トロムソが、燃料製造装置の設置及び取扱い研修を実施する。
 また、事業実施後、三菱商事株式会社がローカルNGOと協力して、伝統的な三ツ石かまどを使用している住民150世帯に高効率調理用かまどを無償提供する。

(4)フィリピン「バタンガス州ロザリオ町マバト村における浄水設備整備計画」

草の根無償による支援
 バタンガス州ロザリオ町マバト村のマバト初等学校の敷地内に浄水機1台を設置することで、同校児童及びその家族が浄化処理されていない井戸水を飲料水として利用することを可能にする。
企業による貢献
 日本原料株式会社が、浄水機導入後に使用方法などに関する研修を実施する。

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