人権・人道

「対アフリカ人道支援セミナー~人道支援とCSR~」結果報告

平成20年6月

 企業、NGO、国際機関関係者等から約170名の参加を得て、対アフリカ人道支援セミナーは6月19日に無事終了しました。CSRがテーマということもあり、多くの企業関係者からのご出席を頂き、関係者間で有意義な意見交換が出来ました。主な概要は以下のとおりです。(セミナープログラム)(PDF)PDF

【概要:午前の部】

 TICAD IVの総括、ケニア、スーダン及びウガンダからの招へい者による現場からの報告や赤十字関係者による報告が行われ、アフリカの直面する深刻な人道状況が部分的ではありますが、関係者間で共有されました。

【概要:午後の部】

 午後の部では「アフリカにおけるCSRの可能性」と「CSRと社会の連携」という2つのセッションが行われました。

 「アフリカにおけるCSRの可能性」では、株式会社ユニクロより、アフリカの難民キャンプにおけるユニクロ古着の配布事業について、キリンMCダノンウォーターズ株式会社より、ミネラルウォーターVolvicの販売利益を充ててユニセフと協力しながら行っている井戸掘り事業(マリで実施中)について、また、スタンダード・チャータード銀行より、本年9月より東アフリカの一部の国において実施予定の有機下水処理事業についてそれぞれ発表があり、会場に出席の皆様を交え今後の方向性について意見交換が行われました。

 「CSRと社会の連携」では、民間企業からご参加頂いた方々に、各企業が行っているCSR事業を紹介して頂いた他、関心点・課題等についても発表して頂き、会場にいた関係者(国際機関、NGO、政府等)よりコメントをする形で意見交換を行いました。連携やパートナーシップには様々な形態があり、可能性は多く存在するということが確認されました。

【その他:展示・レセプション】

 セミナー開催中は、NGOや国際機関等の展示と中山外務大臣政務官主催レセプションが開催され、それらの場を通じて関係者間の情報共有及びネットワーキングが活発に行われました。

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