軍縮・不拡散

2008年生物兵器禁止条約(BWC)専門家会合(概要と評価)

平成20年10月

1.概要

(1)8月18日から22日、生物兵器禁止条約(BWC)専門家会合がジュネーブにおいて開催された。我が国を含む締約国94か国が参加し、署名国4か国(エジプト、ミャンマー、ネパール、シリア)、未署名国3か国(カメルーン、イスラエル、モーリタニア)、国連(国連軍縮部(ODA)及び国連軍縮研究所(UNIDIR)を含む)、国連環境計画(UNEP)、国連安全保障理事会決議1540委員会、欧州委員会(EC)、国際遺伝子工学・バイオテクノロジーセンター(ICGEB)、国際赤十字委員会(ICRC)、経済協力開発機構(OECD)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、国際保健機関(WHO)、国際獣疫機関(OIE)がオブザーバーとして参加した。

(2)今次会合は第6回運用検討会議(2006年)で合意された年次会合プロセスに基づいて開催され、「バイオセーフティ・バイオセキュリティの向上のための措置」と「バイオ科学技術の悪用予防」の2つの議題について議論が行われた。会合では、締約国によるプレゼンテーションや、産業界や学術界からの参加者とのパネル・ディスカッションが行われたほか、議長のイニシアチブで専門家によるポスター・セッションも開催された。

(3)締約国は、ステートメントやプレゼンテーションの実施、作業文書の提出を通じて各国の取組みや考え方を主張しあい、最終日にはこれらの内容をとりまとめた報告書がコンセンサスにて採択された。

2.評価

(1)今次会合に政府関係者に加えて各国より学会及び産業界から多数の専門家が参加し、多様な参加者間で2つの議題について活発な議論が行われたことは、専門家会合の意義を示したものとして高く評価できる。

(2)我が国から、3人の専門家が参加し、プレゼンテーションやポスター・セッションで発表を行い、議論にも活発に参加して会議に貢献したほか、我が国の取り組みや考え方をとりまとめた作業文書を提出した。

3.今後の予定

 今次会合の議論を踏まえ、12月に締約国会合(12月1日から5日)が開催される予定。

【関連ホームページ】http://www.unog.ch/bwc他のサイトヘ(国連軍縮局内のBWC関連ページ)

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