本書の構成と特徴 本書は、原則として、令和2年(2020年)1月1日から12月31日までの国際情勢及び日本が行ってきた外交活動の概観を記録するものです。ただし、一部の重要事項については、令和3年(2021年)3月までの動きも記述しています。 本書は、巻頭特集、第1章から第5章及び巻末資料から成ります。巻頭特集では、新型コロナウイルス感染症への対応について包括的に掲載しています。第1章から第5章では、2020年の日本外交の1年間の取組について簡潔に記載するとともに、特定の外交テーマについて分かりやすく解説した「特集」や世界で活躍する方々からの寄稿などを取り上げた「コラム」を盛り込んでいます。さらに、巻末資料として要人往来や1年間の出来事をまとめた年表などを掲載しています。 本書を始め、外交青書のバックナンバーも外務省ホームページで閲覧できます。また、2021年秋を目途に本書の英語版(全文)、フランス語とスペイン語の要約版も同ホームページに掲載予定ですので、是非御利用ください。 第4章第1節の「4 軍縮・不拡散・原子力の平和的利用」及び第4章第2節の「日本の国際協力」につきましては、外務省が別途発行している『日本の軍縮・不拡散外交』及び『開発協力白書 日本の国際協力』も併せてそれぞれ御参照ください。外務省ホームページ上でも閲覧可能です。 なお、本文中に登場する人物の肩書及び国名は、全て当時のものです。個人・団体からの寄稿の内容、意見については、外務省の見解を反映したものではありません。また、本書内に掲載した地図は簡易なものであり、必ずしも正確な縮尺などを反映しておりません。 外交青書バックナンバー: https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/ 『日本の軍縮・不拡散外交』及び『開発協力白書 日本の国際協力』: https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/report.html