【人権条約に基づく政府報告の提出及び審査】  主要人権6条約に基づき設置された各委員会による各締約国の条約の実施状況に関する審査は、国際社会において人権を擁護し、促進していくためのメカニズムとして、政府間の人権フォーラムでの活動と並ぶ車の両輪として重要な役割を果たしている。これら6条約は、各締約国に対し、条約の国内実施状況に関する定期的報告を国連事務総長に提出することを求めている。2003年7月の第29回女子差別撤廃委員会においては、1998年に提出した第4回報告とともに一括して審査が行われた。また、児童の権利に関する条約についても、2001年11月に日本政府が提出した第2回政府報告に関する審査が2004年1月28日に実施された。 国連が中心となって作成した人権関係諸条約