【緊急事態への対応体制】
国際社会における脅威が多様化する中で想定し得る様々な緊急事態に備え、外務本省及び在外公館は一体となって適切な対応をとるよう全力で取り組んでいるが、これら緊急事態発生時の即応体制を平素より整備・強化しておくことは不可欠であり、その一環として、2003年1月、危機管理官である外務省官房長の下に官房危機管理調整室を設置した。同室は、設置以降、平時からの緊急事態対応体制の整備等に努めるとともに、イラク情勢、SARS等、実際の緊急事態発生時においても、関連作業部局への支援や調整を行ってきている。