【核軍縮決議案】
日本は、核兵器のない平和で安全な世界を一日も早く実現することを目指して、現実的、漸進的に核軍縮・不拡散を進めるために、国際社会の努力を方向付けるための努力を続けている。日本は、1994年以来毎年、国連総会に核軍縮に関する決議案を提出し、国際社会が軍縮のために取り組むべき目標を提示し、これに国際社会の圧倒的支持を得るための外交努力を展開してきた。2003年12月には、国連総会において日本が提出した「核兵器の全面的廃絶への道程」決議案が、圧倒的多数(賛成164、反対2(米国・インド)、棄権14)の支持を得て採択された(なお、賛成票数は過去10年間で最多)。