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グローバル化やニュー・エコノミーがもたらした経済の変化に的確に対応するため、ボゴール目標達成に至るまでのビジョンを改訂した文書。2001年の首脳会議で採択された。具体的には、ニュー・エコノミーのための適切な貿易政策を採用するため、関連分野において目標を策定すること、APEC域内の取引コストを5年間で5%削減することを目標として、貿易円滑化の具体的措置を2006年までに実施すること等が指示されている。なお、ボゴール目標とは「先進エコノミーは遅くとも2010年までに、また、途上エコノミーは遅くとも2020年までに自由で開かれた貿易及び投資という目標を達成する」というもの。1994年、インドネシアのボゴール宮殿で開かれた首脳会議で採択された「APEC経済首脳の共通の宣言(ボゴール宣言)」において掲げられた目標である。