(注1)
1970年代後半、ポル・ポト率いるKR政権下、カンボジア国内では100万人とも200万人とも言われる自国民大量虐殺が発生した。1997年6月、カンボジア政府はKRの元指導者を対象とした裁判実施のための支援を国連に要請。1999年8月、カンボジア政府と国連の間で裁判形式をめぐる交渉が開始され、2000年7月、「国内裁判所で外国人検事・判事が参加する特別法廷」の形式で基本合意し、国連とカンボジアとの間で了解覚書(MOU)合意に向け話合いが行われていた。