(注3)
スリランカでは多数派シンハラ人と少数派タミル人との間で民族紛争が続いている。1948年の独立後、シンハラ語のみを公用語としたことで対立が先鋭化し、その後、政府軍と、スリランカの北部、東部州の分離・独立を標榜するタミル人過激派組織であるLTTEとの間の大規模な武力衝突に発展した。