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 6月以降クマーラトゥンガ大統領の政権運営等をめぐって政局が不安定化していたが、同大統領は10月に国会を解散し、12月に総選挙が行われた。総選挙では野党の統一国民党が勝利し、ウィクラマシンハ統一国民党総裁が首相に就任した。これにより野党となった人民連合の総裁であるクマーラトゥンガ大統領はその職にとどまるため、その下で対立政党の内閣が政権を運営することになった。