(2)東欧諸国

(イ)ワルシャワ条約(WP)諸国との関係

(a)84年には我が国からは9月に勝間田衆議院副議長のポーランド,ハンガリー訪問,木村参議院議長のルーマニア訪問等が行われ,東欧側からもグッワ=ポーランド国会議長(3月),ファルヴェーギ=ハンガリー副首相(7月)等の訪日があった。

経済面では,84年の我が国の対WP東欧諸国貿易総額は,前年比12%減の9億700万ドルとなった。

(b)ポーランド問題については,83年7月の戒厳令解除以後の同国情勢の推移にかんがみ,我が国は他の西側債権国とともに,巨額の累積債務を抱える同国よりの要請に応じて,82年から84年までの期間に支払い期限の到来する公的債務の繰延べ交渉を進めた。

(ロ)ユーゴースラヴィアとの関係

我が国は対外債務累積に起因する経済困難に直面しているユーゴースラヴィアに対し,83年には西側諸国とともに6,000万ドルの新規信用を供与したが,84年には公的債務の繰延べに応じることとなり,二国間で累次の交渉の結果その細目につき合意に至った。

<要人往来>

<貿易関係>

<民間投資>

<経済協力(政府開発援助)>

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