1980年
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1月1日
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7日
ワルトハイム国連事務総長,在テヘラン米大使館占拠・人質問題に関し,イラン政府当局者と話合いのためイラン訪問(~4日,ゴトブザデ外相らと会談)。
インド下院総選挙(3日及び6日に投票)(コングレス党ガンジー派圧勝)。
カーター大統領,全米向けテレビ放送を通じて,アフガニスタンに軍事介入したソ連に対する報復措置として,ソ連に対する穀物及び高度技術の輸出制限,パキスタンに対する軍事,経済援助再開などの手段をとる旨声明するとともに,軍事介入が続く場合の米国のモスクワ・オリンピック不参加を示唆。
ブラウン米国防長官訪中(~13日。耿ヒョウ副総理と会談(7日),トウ小平副総理兼中国人民解放軍総参謀長と会談(8日),華国鋒総理と会見(9日))。
ベギン=イスラエル首相,アスワン(エジプト)訪問(~10日)。
国連緊急安全保障理事会,外国軍のアフガニスタン即時,無条件撤退を求めるフィリピンなど非同盟6カ国共同決議案を票決(賛成13,反対2(ソ連,東独)でソ連の拒否権により否決)。
1月9日
10日
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アフガニスタンヘのソ連軍事介入問題を討議する国連緊急安全保障理事会再開。アフガニスタン情勢討議のための国連緊急特別総会の開催を求めたフィリピン,メキシコ共同提案を採択(賛成12,反対2(ソ連,東独),棄権1(ザンビア))。
ソ連のアフガニスタン軍事介入を討議する国連緊急特別総会開会(~14日。14日,外国軍のアフガニスタンからの即時,無条件,全面撤退を求めた非同盟24カ国共同決議案を賛成104,反対18,棄権18(インドその他)で採択)。
北朝鮮の金一副主席と李鍾玉総理,韓国の政府,軍,政党指導者ら12人あてに朝鮮の統一のための南北の指導者の対話を呼びかけた11日付書簡を板門店で連絡員を通じ,韓国側に伝達(12通のうち,李総理の書簡は,申総理あての1通で,あて先で初めて「大韓民国国務総理申鉉ファク貴下」と正式名称使用)。
国連安保理,対イラン経済制裁を求める米決議案を票決(賛成10,反対2(ソ連,東独),棄権2(メキシコ,バングラデシュ),不参加1(中国)でソ連の拒否権により否決)。
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主要事項
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1月14日
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(インド)インディラ・ガンジー夫人,首相に就任,新内閣発足。
ソ連のアフガニスタン軍事介入問題を討議する国連緊急特別総会,外国軍のアフガニスタンからの即時,無条件,全面撤退などを求めた非同盟24カ国共同決議案を賛成104,反対18,棄権18(インドその他)で可決。
(韓国)崔圭夏大統領,年頭記者会見で,南北対話再開を呼びかけた北朝鮮の書簡に関し,関係当局に首相間対話を検討するよう指示した旨,また韓国政府は近日中に北側にこの問題に関する通告を行う旨発表。
カーター大統領,議会に1980年の一般教書メッセージを送り,米国内外政策の重点として,経済の力強さの確保,エネルギー安全保障の創造,国防力の強化など11項目からなる目標を提示。
ソ連最高会議幹部会,反体制派のノーベル平和賞受賞者で物理学者のアンドレイ・サハロフ博士のすべての国家的栄誉を剥奪,ゴーリキー市に国内追放。
コッシーガ=イタリア首相訪米(~25日)。
英政府,ソ連のアフガニスタン侵攻に抗議する措置として,対ソ・クレジットの更新及び閣僚ら政府高官並びに軍関係者の英ソ間相互接触を停止する旨発表。
(ソマリア)人民議会,バレ大統領を再選。
イスラエル,ミトラ及びギジ両峠などを含むシナイ半島中央部をエ
1月25日
25日
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26日
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28日
31日
2月1日
ジプトに返還し,暫定ラインまでの撤退完了。
(イラン)新憲法に基づく大統領選挙(バニサドル経済・大蔵大臣,投票総数の75.7%を獲得して当選)。
ジスカールデスタン仏大統領,レディ大統領の招待によりインド訪問(~29日)。
エジプト,イスラエル両国国交正常化。国境(陸,海,空)を相互に解放。
グロムイコ=ソ連外相,シリア政府の招待によりシリア訪問(~29日)。
イスラム諸国臨時外相会議(~29日,イスラマバード)。28~29日,ソ連軍のアフガニスタン軍事侵略を非難し,ソ連軍の即時,無条件撤退を要求し,モスクワ・オリンピックヘの不参加を要請する決議などを採択。
中越外務次官級会談中国代表団は,中国韓念竜代表が多忙のため,中越会談は当分の間開くことはできず,次回開催日については,双方間の連絡により決定する旨ヴィエトナム代表団に通告(北京)。
中欧相互均衡兵力削減交渉(MBFR)第20ラウンド開始(ウィーン)。
グロムイコ:ソ連外相,チャウシェスク大統領の招待により,ルーマニア訪問(~2月2日)。
ブレジンスキー米大統領補佐官(国家安全保障担当),米国の対パキスタン経済軍事援助再開など
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2月1日
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5日
について協議のためパキスタン訪問(~3日)。
最恵国待遇を相互に供与する米中通商協定発効。
国連安全保障理事会,南ローデシア問題に関して全当事者に対し,ランカスター協定の遵守,英政府に対し同協定の完全かつ公正な実施を確保するための各種措置の実施を求めることを骨子とする決議案を採択,賛成14,反対0,棄権0,投票不参加1(英国)で可決(安保理決議462)。
ジスカールデスタン仏大統領,シュミット西独首相間第35回独仏首脳会談(~5日,パリ)。
(イラン)バニサドル大統領就任。
ブレジンスキー米大統領補佐官(国家安全保障担当),パキスタンからサウディ・アラビア訪問(~5日)。
カンボディア救国民族統一戦線・人民革命評議会代表団(団長はヘン・サムリン議長)訪ソ(~12日)。1980年のソ連からカンボディアヘの物資供給に関する協定に署名。その他,文化・学術協力協定,経済・技術協力協定,貿易協定などに双方の関係閣僚が署名。
エジプト議会,1948年末から実施中の対イスラエル経済ボイコットを解除する法案を可決。
社会主義インタナショナル党首会議(~6日,ウイーン)。
(イラン)バニサドル大統領,革命評議会議長に就任。
軍縮委員会1980年会期開会(ジュ
2月6日
10日
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ネーヴ)。
南北朝鮮総理会談第1回準備会談(板門店中立国監視委員会会議室)。
ソ連・南イエメン友好協力条約批准書交換(アデン)。同条約発効。
第8回ポーランド統一労働者党大会(~15日。15日,ヤロシェヴィッチ首相辞任表明)。
フサーク=チェッコスロヴァキア共産党書記長・大統領が団長のチェッコスロヴァキア党・政府代表団,ヴィエトナム,カンボディア,ラオス歴訪(~17日)。
グロムイコ=ソ連外相,インド訪問(~14日)。
非エネルギー分野における科学技術研究開発協力に関する第2回日米会談(~13日,ワシントン)。
欧州議会,モスクワ・オリンピックのボイコット,その開催地変更,ソ連に対する余剰商品禁輸の即時実施,サハロフ博士追放の非難の決議採択(ストラスブール)。
カナダ総選挙(トルドー前首相の率いる自民党がクラーク首相の与党・進歩保守党に圧勝)。
米国,ILOに復帰(13日,復帰決定を発表。18日,ILO事務局長に復帰通告)。
IEA理事会(~19日,パリ)。
ポーランド議会,エドワルド・バビユフ統一労働者党中央委員会書記長を首相に選出。
バンス米国務長官,西独,伊,仏,英国歴訪(~22日)。
(イラン)最高指導者ホメイニ師,バニサドル大統領をイラン国
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2月19日
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軍最高司令官に任命。
南北朝鮮総理会談の第2回準備会談,板門店の北朝鮮側区域内にある板門閣で開催。
EC外相政治協議(ローマ。キャリントン英外相提唱の「中立アフガニスタン構想」につき9カ国外相合意)。
ワルトハイム国連事務総長,米,イラン双方が合意したことにより,国連本部で記者会見し,国際調査委員会の設置と5名の委員名を発表。
アルヒポフ=ソ連副首相が団長のソ連政府代表団,ソ印経済協力25周年祝賀行事に参加のため,インド訪問(~3月1日)。
中国共産党第11期中央委員会第5回全体会議(五中全会)。
イラン問題に関する国際調査委員会各委員バニサドル大統領及びゴトブザデ外相とそれぞれ会談,調査活動開始。
サッチャー英首相シュミット西独首相と会談(ロンドン)。
環太平洋合同演習(リムパック80),ハワイ周辺中部太平洋で開始(~3月18日。参加国は,米,加,豪,ニュー・ジーランド,日本(海上自衛隊初参加))。
イスラエルとエジプト,正式に外交関係樹立。
第29回ANZUS理事会(~27日,ワシントン)。
アラブ連盟特別理事会(~28日,チュニス)。
第3次国連海洋法会議第9会期(~4月4日。ニュー・ヨー
2月27日
3月1日
1日
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3日
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ク)。
ローデシア独立のための下院黒人議員選挙(~29日。ジンノミブエ・アフリカ民族同盟=愛国戦線(ZANU=PF,ムガベ議長)大勝(57議席))。
国連安全保障理事会,ジェルサレムを含むアラブ占領地におけるイスラエル入植地を違法としてその解体・撤去を要求する決議案可決(安保理決議465)(3日,ホワイトハウス,米国が同決議案に賛成投票したのは,米政府部内で明確な意思疎通が行われなかった結果で,本来は棄権するはずだったというカーター大統領の声明を発表)。
ジスカールデスタン大統領,中東6カ国(クウェイト,バハレーン,カタル,アラブ首長国連邦,ヨルダン(以上公式訪問),サウディ・アラビア(非公式訪問))歴訪(~10日)。
米韓合同軍事演習「チームスピリット80」開始(~20日)。
(タイ)臨時国会(上下両院合同会議)。プレム・ティンスラノン陸軍大将・陸軍司令官(第2次クリアンサック内閣国防相)を新首相に選出。
(カナダ)自由党のトルドー党首,首相に就任,トルドー内閣発足。
シュミット西独首相訪米(~7日)。
南北朝鮮総理会談第3回準備会談,板門店の韓国側地域の「自由の家」で開催。
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3月4日
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(ローデシア)英総督府,総選挙の結果を発表(ジンバブエ・アフリカ民族同盟=愛国戦線(ZANU=PF)が過半数を獲得して圧勝)ムガベZANU-PF議長,ソームズ総督から新政府首相に指名され,受諾。
中国外交部,在北京ヴィエトナム大使館にヴィエトナム外務省あて覚書を送り,昨年6月末から北京で開かれていた両国外務次官会談をいったん打ち切ると通告するとともに,双方が相手側の見解と提案を検討するため必要な時間をおいて今年後半,ハノイで再開するよう提案。
民主カンボディアのキュー・サンパン国家幹部会議長・首相を団長とする民主カンボディア政府代表団訪中(~11日)。
キュー・サンパン民主カンボディア首相,北京から北朝鮮訪問(~14日)。
黄華中国外交部長,フィリピン(~14日),マレイシア(14~17日),シンガポール(17~19日)訪問。(19日,バンコク経由,香港立寄り(20日))。
ムガベ=ジンバブエ政権発足(ムガベ=ジンバブエ・アフリカ民族同盟=愛国戦線(ZANU=PF)党議長,組閣を完了,ソームズ英総督に閣僚名簿を提出し,首相に任命される)。
モハメド・ドースト=アフガニスタン外相,ソ連政府の招待により訪ソ(~14日,グロムイコ外相と会談)。
3月14日
14日
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イラン国民議会第1回投票。
(タイ)プレム新内閣発足。
カーター大統領,政府,議会,企業関係者をホワイトハウスに招き,総合的インフレ対策を発表。
シュミット西独首相,ジスカールデスタン仏大統領非公式会談(ハンブルグ)。
モスクワ・オリンピックに代わる国際競技会開催に関する会議(~18日,ジュネーヴ。米,英,豪など12カ国参加)。
ヘン・サムリン議長を団長とするカンボディア救国民族統一戦線・人民革命評議会代表団,東独訪問(~21日。18日,友好協力条約署名)。
国際司法裁判所,在テヘラン米大使館員人質事件の口頭弁論開始。
第36回ESCAP総会(~29日,バンコク)。
(韓国)南北朝鮮総理会談第4回準備会談(板門店北朝鮮側板門閣)。
リムパック80(環太平洋合同演習)(2月26日~)終了。
(イタリア)コッシーガ首相,ペルチーニ大統領に辞表提出(23日,再組閣要請受諾)。
パーレビ元イラン皇帝,パナマ旧運河地帯内ハワード米空軍基地から米空軍機で出発,(ポルトガル経由24日,カイロ着,同市郊外のマーディ陸軍病院に入院)。
モブツ=ザイール大統領訪中(~31日。24日及び25日,華国鋒総理と会談。25日,トウ小平副総理と意見交換)。
スハルト=インドネシア大統領,
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3月26日
27日
28日
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30日
31日
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4月1日
1日
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マレイシア訪問(~27日。フセイン・オン首相と会談(クァンタン))。
ラオ=インド外相在ニューデリーPLO事務局に対し,完全な外交的地位を付与する旨言明。
英(サッチャー首相)・西独(シュミット首相)首脳定期協議(~28日,ロンドン)。
カーター大統領,80年夏のモスクワ・オリンピック関係商品,技術,サービスの輸出,放送権料の支払いなどすべての商業活動を禁止する旨発表。
アラファトPLO議長,インド訪問(~30日)。
ゴトブザデ=イラン外相,アフガニスタン問題解決のため隣接諸国間の会議を開催することに関するソ連との合意事項を発表。
トン・ドク・タン=ヴィエトナム大統領死去。
ハノイ放送,グエン・フー・ト副大統領が大統領代行となった旨報道。
国連安保理,パレスチナ問題に関する討議開始。
南北朝鮮総理会談第5回準備会談(板門店韓国側「自由の家」。次回会談は4月18日)。
南部アフリカ諸国首脳会議(ルサカ。南部アフリカ9カ国首脳が参加)。「経済的解放に向けての南部アフリカ宣言」を採択。
余秋里中国国務院副総理兼国家計画委員会主任,外務省と日中経済協会の招待により来日(~16日。大平総理を表敬訪問(7日),佐
4月2日
3日
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7日
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7日
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々木通産相(8日),その他わが国政府要人と会談。財界首脳と懇談)。
イラク,スーダン両国政府,昨年4月以来断絶していた外交関係再開に合意した旨発表。
マルテンス=ベルギー首相,ボードワン国王に辞表提出(9日,国王,辞任を承認)。
(イタリア)第2次コッシーガ内閣成立。
ソ連及びアフガニスタン,「アフガニスタン領内における制限されたソ連軍兵員の時的駐留条件に関する両国政府間条約」を批准・承認。
(トルコ)ファハリ・コルチュルク大統領任期満了により辞任。
ペルー外務省,約1万人のキューノミ人が海外亡命を求め,ハバナのペルー大使館に集結している旨発表。
(イラン)ホメイニ師,在テヘラン米大使館員人質問題は国民議会が決定する,それまで人質は従来どおり学生達の手にゆだねる旨言明。
イラン外務省,イラクとの国境での軍事衝突の結果,在イラク・イラン大使館員全員及びその家族の総引揚げを命令(8日,在テヘラン・イラク大使館の閉鎖と館員退去を要求)。
サダト=エジプト大統領訪米(~10日)。
カーター大統領,イランとの外交関係断絶,対イラン禁輸強化などの制裁措置を発表。
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4月8日
8日
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10日
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11日
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(中国)第5期全国人民代表大会常務委員会第14回会議開催(~16日)。
モインファル=イラン石油相,記者会見で,米国の対イラン経済制裁に同調する国にはイラン原油の供給を停止する旨言明。
(イラン)革命評議会,イラン・米国断交及びイラクの対イラン侵略という事態に際し,すべての政府機関に対し,戦時動員体制に入るよう指示。
アンデス諸国(ヴェネズエラ,コロンビア,エクアドル,ペルー,ボリヴィア)緊急外相会議(リマ。在キューバ・ペルー大使館へのキューバ人亡命希望者集結事件の対策を協議)。
中ソ友好同盟相互援助条約終了。
南アのザンビア攻撃に関する国連安全保障理事会開会。
EC9カ国外相会談(リスボン。
会談後,在テヘラン米大使館員人質解放を要求するため駐イラン各国大使がイラン政府に直ちに働きかけを行い,その結果を本国に帰国して報告する旨の声明発表。その際伊外相(議長)は,記者会見で,日本もこれに参加することを期待する旨発言)。
国連安保理,南アのザンビア攻撃を非難するザンビア提出の決議案を全会一致で可決(決議466)。
ジンバブエ初代大統領にカナーン・バナナ師(メソジスト系牧師)が就任することが決定(17日の独立式典で就任)。
EC各国及び日本の駐イラン大使
4月12日
13日
14日
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18日
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ら在テヘラン米大使館員人質早期解放につきバニサドル大統領に申し入れ会談。
(リベリア)サミュエル・K・ドエ陸軍曹長指揮の下士官・兵グループによる軍事クーデター発生。
トルバート大統領殺害さる。ドエ曹長,新設のリベリア軍人民救済評議会の議長に就任(同曹長,13日,新軍民内閣を発表)。
第4回アラブ強硬派戦線首脳会議(~14日,トリポリ。リビア,シリア,アルジェリア,南イエメンの各首脳及びアラファトPLO議長参加)。
ベギン=イスラエル首相訪米(~17日)。
ケニア,タンザニア,ウガンダ,スーダン首脳会談(~15日,モンバサ)。
南レバノン情勢に関する国連安全保障理事会審議開始。
アフガニスタン革命評議会,国家基本原則を承認。
カーター大統領,記者会見で,在テヘラン米大使館員人質解放への進展が見られないことにかんがみ,イランからの全面輸入の禁止など5項目の経済制裁措置の追加実施を発表。
南北朝鮮総理会談第6回準備会談(板門店北朝鮮側板門閣)。
ゴトブザデ=イラン外相,フランス訪問(~19日)。
モロッコ政府,リビアとの外交関係断絶を発表。
プレム=タイ首相,マレイシア(~19日),シンガポール(19~
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4月18日
21日
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23日
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20日)訪問。
南ローデシア,ジンバブエとして独立。
イスマイル南イエメン最高人民議会幹部会議長,健康上の理由で辞任,後任にモハメド首相が就任。
EC9カ国外相会議(~22日,ルクセンブルグ。22日,在テヘラン米大使館員人質事件に関する対イラン措置についての決定を発表)。
ファン・アフト=オランダ首相夫妻,日本政府の招待により,公賓として訪日(~25日。22日,天皇・皇后両陛下,首相夫妻を御引見。22日,同首相,大平総理,佐々木通産相とそれぞれ会談。24日,共同新聞発表)。
「イラン,南イエメンと外交関係樹立。
グロムイコ=ソ連外相,フランス訪問(~25日)。
東独,イラン両政府,両国間経済・貿易関係の発展に関する取極に署名(ベルリン)。
アジア・アフリカ(AA)バンドン会議25周年記念式典(バンドン)。
IMF,世界銀行合同開発委員会(ハンブルグ)。
国連安全保障理事会,イスラエルの南レバノンにおける軍事行動を非難するチュニジア決議案を賛成12,反対0,棄権3(米,ソ,東独)で可決(決議467)。
カーター大統領,24日からイラン内の砂漠で実施に移されていた在テヘラン米大使館員人質救出活動に関し,全国向けテレビ・ラジオ
4月25日
25日
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28日
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29日
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放送を通じ,救出用ヘリコプターに故障が生じたため,24日遅く救出活動を中止した,救出チームの撤退に際し,米航空機2機が地上で衝突し,8名の乗務員が死亡し,数名が負傷したなどのステートメントを行う。
第14回1MF暫定委員会(ハンブルグ)。
プレム=タイ首相,インドネシアを非公式訪問(~26日,スハルト大統領と会談)。
ゴトブザデ=イラン外相,シリア,レバノン,クウェイト,カタル,アラブ首長国連邦,バハレーン訪問(~5月2日)。
コロンビア政府,在コロンビア・ドミニカ大使館占拠人質事件が解決した旨発表。
EC首脳会議(~28日,ルクセンブルグ。28日,イラン,アフガニスタン問題などに関する宣言を採択)。
バンス米国務長官辞任。クリストファー副長官,長官を代行(バンス長官,今回のイラン人質救出作戦の強行に反対し,21日,辞意を表明)。
OAU経済問題特別首脳会議(~29日,ラゴス(ナイジェリア)。
アフリカ経済共同体設立を目指す決議を採択)。
カーター大統領辞任したバンス国務長官の後任にメイン州選出民主党上院議員エドマンド・マスキー氏を指名(5月8日就任)。
卜国連安保理パレスチナの独立国家樹立の権利を認め,イスラエル
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5月1日
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8日
に対し,ジェルサレムを含む全アラブ占領地からの撤退を要求するチュニジア決議案を否決(賛成10,反対1(米国),棄権4(英,仏,ノールウェー,ポルトガル)で米国が拒否権を行使)。
パレスチナ自治交渉再開(~7日,ヘルツリヤ(イスラエル))。
ハック=パキスタン大統領,華国鋒首相の招待により中国訪問(~6日)。
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世,アフリカ6カ国(ザイール,コンゴー,ケニア,ガーナ,上ヴォルタ,コート・ジボアール)歴訪(~6日)。
キャリントン英外相訪米(~6日)。
チトー=ユーゴースラヴィア大統領死去(リュブリアナ)。
米国務省発表によればカーター大統領,チトー大統領死去に際しての声明において,ユーゴースラヴィアの独立,領土保全,国内統一を全面支持することを確認。
南北朝鮮総理会談第7回準備会談(板門店韓国側地区内「自由の家」)。
金日成北朝鮮主席,チトー大統領葬儀参列のため,ユーゴースラヴィア訪問(7日ベオグラードで華国鋒中国総理,ブレジネフ=ソ連書記長と会見,9~12日ルーマニア訪問,13日,平壌帰着)。
OPEC臨時総会(~8日,タイフ(サウデイ・アラビア))。
(ユーゴースラヴィア)チトー大統領国葬。120カ国以上の代表(国王
5月8日
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4名,大統領32名,首相22名その他副大統領,副首相,閣僚ら)参列。
(米国)マスキー上院議員(民主党),国務長官に就任。
第7回フランス・アフリカ首脳会議(~10日,ニース。10日,最終宣言を採択)。
(エジプト)サダト大統領エジプト,イスラエル,米国間で行われてきたパレスチナ自治交渉を中断する旨発表。イスラエルが西岸において安全保障上の権限の独占を主張して譲らぬことを発表。
(イラン)国民議会選挙第2回投票。
華国鋒総理,ユーゴースラヴィアの帰途,ルーマニアを訪問し,チャウシェスク大統領と会談。
崔圭夏韓国大統領,中近東訪問(サウディ・アラビア~13日,クウェイト~15日)。
国連軍縮委員会開会(~6月6日,ニュー・ヨーク)。
(エジプト)ハリル内閣総辞職。
英政府,対イラン制裁の一環として,イランとのビザ免除協定を停止し,19日から英国に入国するイラン人に対し事前のビザ取得を義務づける旨発表。
中欧相互均衡兵力削減交渉再開(ウイーン)。
NATO防衛計画委員会(~14日,ブリュッセル。フランス,ギリシャを除くNAT013加盟国の国防相出席。14日は,外相・国防相合同会議)。
ワルシャワ条約機構政治諮問委員会会議(~15日,ワルシャワ。東
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5月14日
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欧6カ国及びソ連の首脳が参加。
15日,コミュニケ,宣言及び声明を採択発表)。
ホワイトハウス「米側は,キューノミ側が承認すれば,航空機,船舶による難民の輸送を開始する用意がある」などキューバ難民に関する声明を発表。
マスキー米国務長官,オーストリア国家条約署名25周年記念式(16日)出席のため,ウィーン着(16日,グロムイコ=ソ連外相と会談)。
プレム=タイ首相,フィリピン訪問,マルコス大統領と会談(~16日)。
ユーゴースラヴィア連邦幹部会,ツビエティン・ミヤトビッチ副議長(ボスニア・ヘルツェゴビナ出身)の議長(大統領)昇格を決定(任期1カ年)。
(エジプト)サダト大統領自らが首相を兼任する新内閣発足。
世銀グループ理事会,中国の代表権交代を承認。
オーストリア国家条約署名25周年記念行事(ウィーン)米,ソ,英,仏,西独,伊などの各外相,国連事務総長ら参加。
第11回イスラム諸国外相会議(~22日,イスラマノミード。アフガニスタン問題の政治解決を図るための3人委員会の設置,イスラム諸国代表のソ連への派遣を決定。最終コミュニケ,「アフガン問題に関する決議」,「イランに対する米国の侵略決議」などを採択)。
EC9カ国外相非公式会議(~18
5月17日
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日,ナポリ)。
グエン・コ・タク=ヴィエトナム外相,タイ訪問(~21日)。
韓国政府,午前0時を期して済州島を含む全国に非常戒厳令を布告。金大中元大統領候補,反政府勢力,学生運動指導者ら70余人を戒厳令違反容疑で逮捕。
中国の人民日報は,号外で「中国は18日午前第1回目の運搬ロケット(ICBM)発射実験を太平洋に向けて実施し,正確に目標海域に命中した」旨報道。
(ペルー)民政移管のための総選挙(大統領,副大統領,上下両院議員選挙,ベラウンデ大統領当選)。
米国務省,韓国政府による戒厳令の全国への拡大,政治家,学生指導者の逮捕など軍部の行動拡大に米国が深い懸念を抱いている旨警告の声明を発表。
ジスカールデスタン仏大統領,ブレジネフ=ソ連最高会議幹部会議長会談(ワルシャワ)。
(カナダ)ケベック州のカナダからの分離独立を問うケベック州民投票。分離賛成41%,反対59%で州政府提案を否決。
(韓国)申鉉ファク内閣,学生の反政府デモなど一連の騒乱事態を招いた責任をとって総辞職。
(韓国)崔圭夏大統領,申鉉ファク総理の後任に朴忠勲韓国貿易協会会長を任命。朴忠勲新内閣発足。
中国,ICBM発射実験(複数)に成功,中国政府,新華社通信を通じ実験終了を宣言(危険水域を
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5月21日
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22日から解除)。
国際エネルギー機関(IEA)閣僚理事会(~22日,パリ。22日,コミュニケを採択)。
南北朝鮮総理会談第8回予備会談(板門店北朝鮮側板門閣)。
チェッコスロヴァキア連邦議会,全会一致で,フサーク=チェッコスロヴァキア共産党中央委書記長を大統領に再選。
国際エネルギー機関(IEA)第5回閣僚理事会(パリ),81年の各国別石油輸入抑制の目安の設定などを内容とする共同コミュニケ採択。
メンギスツ=エティオピア臨事軍事行政評議会議長,スーダン訪問(~28日),28日共同声明発表。
(韓国)金載圭前韓国中央情報部長ら5名処刑。
国際司法裁判所,イランに対し,53人の米国人人質を直ちに釈放するよう命ずる裁定を採択(13対2。モロゾフ(ソ連),タラジ(シリア)が反対)。
耿ヒョウ中国副首相(党軍事委員会秘書長)訪米(~6日)。
クライスキー=オーストリア首相,パルメ元スウェーデン首相,ゴンサレス:スペイン社会労働者党書記長からなる社会主義インタナショナル代表団イラン訪問(~26日)。
国連主催による「カンボディア民衆に対する人道援助救済会議」開催(ジュネーヴ,~27日)。
ロペス・ポルティーリョ=メキシコ大統領カナダ訪問(~28日),ト
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ルドー首相らと会談。
(韓国)戒厳軍,未明に光州市内に進入し制圧。
革命憲法に基づくイランの新国民議会開会。
アラブ強硬派戦線諸国国防相会議(ダマスカス),アルジェリア,リビア,南イエメン,シリア,PLO代表参加。
ドイツ連邦共和国・ソ連間第9回経済協力委員会,ボンで開催(~30日)。
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世訪仏(~6月2日)。
国連安保理,第4次中東戦争後の74年5月31日に設置された国連兵力引離し監視軍(UNDOF)の
任期を80年11月30日まで,更に6ヵ月間延長する決議案を賛成14,投票不参加1(中国)で採択。
ナミビア問題などに関し,フロント・ライン諸国など首脳会議開催(ルサカ)。
ジスカールデスタン仏大統領,フィンランド訪問(~3日)。
OECD閣僚理事会(~4日,パリ)。インフレ抑制を最優先させる経営運営の必要性を強調したコミュニケ,今後の開放貿易体制の維持・強化の決意に関する「新貿易宣言」を採択。
第6回世界食糧理事会(~6日,タンザニアのアルーシャ)。
NATO核計画グループ閣僚会議開催(~4日,ノールウェーのブド)。戦略核,戦術核の諸問題などを討議,加盟国国防相ら出席。
第66回ILO総会(~25日,ジュ
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6月4日
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ネーヴ),中高年労働者の労働及び引退に関する勧告を採択。
第1回アフガン問題3人(イラン,パキスタン両外相,イスラム外相会議事務局長)委員会(~6日,テヘラン)。
ソ連・フィンランド定例協議(次官クラス)モスクワで開催(4~7日)。
ビデラ=アルゼンティン大統領訪中(~10日)。
ムゼンダ=ジンバブエ副首相兼外相,中国(~7日),北朝鮮(~8日)を訪問。
1980年度中国・ソ連物資交換・支払協定署名。
ウガンダ問題に関し,東アフリカ首脳会議(ケニア欠席)開催(アルーシヤ)。
第24回OAPEC総会(アルジェリア,エジプトを除く加盟9カ国が参加)。
第57回OPEC総会(~11日,アルジェ)。基準原油の上限価格を1バーレル32ドル,油種間格差を最高5ドルとし,7月1日から適用,OPEC通信社の設立などを決定。
キプリアヌ=キプロス大統領,チェッコスロヴァキア,東独訪問へ出発。
欧州理事会(EC9カ国首脳会議)(~13日,ヴェニス),中東問題,アフガニスタン問題に関する宣言を採択。国連総会決議にそって,ソ連軍の撤退及びアフガン人民による自決権の自由な行使を確保する解決方策を見出す必要の再
6月16日
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確認などを内容とする宣言。
フセイン=ヨルダン国王,米国訪問(~19日)
ハリド=サウディ・アラビア国王,西独訪問(~19日)。
ラーマン=バングラデシュ大統領英国訪問(~19日)。
エティオピア労働者党組織委員会第1回全国大会開催(~19日)。
コメコン(経済相互援助会議)第34回総会(~19日,プラハ)。
カーター米大統領,イタリア訪問(~21日。21日ヴァチカンを訪問)。
ザイール,ザンビア,ジンバブエ,モザンビーク4カ国首脳会談(~20日,ルブンバシ)。運輸・通信政策の調整,発展問題を討議。
(イラク)総選挙を22年ぶりに実施。
アフガン問題3人委員会第2回会合(~21日,ジュネーヴ近郊モンペルラン),参加した反徒側代表より事情を聴取。
イランとサハラ・アラブ民主共和国(ポリサリオ政権)外交関係樹立。
第6回主要国首脳会議(~23日,ヴェニス)。カーター米大統領,ジスカールデスタン仏大統領,シュミット西独首相,サッチャー英首相,コッシーが伊首相,トルドー加首相,大来外相,ジェンキンズEC委員長出席。般経済,エネルギー,南北問題,貿易,通貨,インフレ問題などを討議,22日,政治問題(アフガニスタン)に関する発表文,外交官人質問題,ハイジャック,難民問題に関する声
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6月23日
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明。23日ヴェニス・サミット宣言を発表。
ヴィエトナム軍,タイ・カンボディア国境のノミンノン・マックムーンなど数カ所に越境攻撃,タイ軍と交戦。
中国,ヴィエトナムに覚書を送り,中越会談を当面開く意思のないことを表明。
南北朝鮮総理会談第9回準備会談(板門店)。
カーター米大統領,ユーゴースラヴィア(~25日),スペイン(~26日),ポルトガル(26日)訪問。
第13回ASEAN(東南アジア諸国連合)外相会議(~26日,クアラルンプール)。ヴィエトナム軍のタイヘの越境攻撃事件を非難し,タイに対する軍事行動の中止を要求する共同声明発表。
NATO(北大西洋条約機構)外相理事会(~26日,アンカラ)。
アフガニスタン問題に対するNATOの対応,TNF(戦域核),欧州安保マドリード会議,中東問題などを討議,共同声明採択。
第3回日本・ASEAN外相会議(わが国から大来外相出席),ASEANと域外諸国外相との合同全体会議(~28日,クアラルンプール。日,米,加,豪,ニュー・ジーランド外相出席)。
国連安全保障理事会,南アフリカ共和国のアンゴラ攻撃を強く非難し,全南ア軍の撤退を求めることなどを骨子とする決議475を採択。
シュミット西独首相訪ソ(~7月1日,ソ連のアフガニスタン武力
7月1日
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介入後の西側首脳の訪ソは,これが初めて。ブレジネフ党書記長とアフガニスタン問題,軍備縮小問題などを討議,共同コミュニケを採択)。
第17回OAU(アフリカ統一機構)首脳会議(~4日,シエラ・レオーネのフリータウン)。
米国,タイに対し350万ドル相当の緊急武器空輸を行うことを発表。
エジプト,イスラエル,米国によるヨルダン川西岸及びガザ地区の自治交渉再開のための閣僚級会談(~3日,ワシントン)。
インド政府,カンボディアのヘン・サムリン政権を承認。
ジスカールデスタン仏大統領,西独を訪問(~11日)。
カーター,華国鋒会談(東京ホテル・オークラ)。
メンギス=エティオピア議長,ブルガリア訪問(~14日),友好協力条約に署名。
イスラム諸国特別外相会議(~13日,アンマン)。
国連婦人の10年中間年世界会議開会(~30日,コペンハーゲン)。
インドシナ3国(ヴィエトナム,カンボディア,ラオス)外相会議開催(~18日,ビエンチャン)。
東南アジア各国との不可侵,平和共存の2国間条約を提案する声明,ソ連のアフガニスタン軍事介入を全面的に支持する決議などを採択。
(ボリヴィア)クーデター発生,ゲスレル大統領辞任,18日,ガル
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シア陸軍少将が大統領に就任。
第22回夏季オリンピック大会開幕(~8月3日,モスクワ)。81カ国参加,ソ連のアフガニスタン軍事介入に抗議のため,(イ)日,米,西独,中国,ASEAN諸国など67カ国が不参加,(ロ)西欧10カ国の選手団が開会式をボイコット,(ハ)14カ国が大会中,国旗を不使用。
ラーマン=バングラデシュ大統領訪中(~24日)。
国際捕鯨委員会(IWC)第32回年次会議開幕(英国のブライトン,~26日)。
EC政治協議(EC9カ国外相より構成されるフォーラム)パレスチナ問題,ユーロ,アラブ対談の促進などを協議。
国連パレスチナ問題緊急特別総会開催(~29日)。イスラエルに対し,占領地から期限付(11月15日)撤退を求める決議など採択。
チャウシュスク=ルーマニア大統領,仏訪問(~26日)。
MBFR(相互均衡兵力削減交渉)第21ラウンド終了(5月12日開始)。
プレム=タイ首相,ビルマ訪問(~26日)。
OAS(米州機構)常設委員会,特別会合開催。ボリヴィアのクーデターに関し,「今回のクーデターがボリヴィアの民主化を無制限に中断したことを遺憾とする」などの内容の決議を採択。
ポルティーリョ=メキシコ大統領,コスタ・リカ,ブラジル,キューバ訪問へ出発。
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8月2日
ジスカールデスタン仏大統領,中性子爆弾の開発につき言明。
ケッコネン=フィンランド大統領訪ソ(~30日)。
パーレビ元イラン皇帝,加療中のエジプトのマアーディ陸軍病院で死去。29日,サダト=エジプト大統領主催の葬儀をカイロで挙行,ニクソン元米大統領出席。
第3次国際連合海洋法会議再開第9会期(~8月29日,ジュネーヴ国連欧州本部),わが国から,政府代表として外務省顧問中川融元大使ら出席。
フセイン=ヨルダン国王,仏,西独,オーストリア訪問(~8月2日)。
バヌアツ共和国(英・仏共同統治領ニューヘブリデス)独立。
イスラエル国会,統合された東西ジェルサレムをイスラエルの首都とする基本法案を可決。8月3日サダト=エジプト大統領は,これに抗議してパレスチナ自治交渉を延期する旨表明。8月6日フセイン=イラク大統領はサウディ・アラビア公式訪問の際の共同声明で,「イスラエルの東ジェルサレム併合の決定を受け入れる国,又はジェルサレムに大使館を置く国とは政治・経済関係を断絶する」旨表明。
韓国戒厳司令部,金大中元大統領候補を内乱予備陰謀,国家保安法違反などで,他の23人とともに起訴。
ワルトハイム国連事務総長,ヴィエトナム(~4日),タイ(~6
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8月3日
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日)訪問。
(エジプト)イスラエル国会のジェルサレム首都法案可決に抗議して,サダト=エジプト大統領,ベギン=イスラエル首相に「イスラエルが態度を改めない限り,パレスチナ自治交渉を無期延期する」旨通告。(8月6日,ベギン首相,「エジプトの主張に譲歩しない」と言明)。
フセイン=イラク大統領,サウディ・アラビア訪問(~6日)。
アラビア拒否戦線諸国(イスラエル・エジプト和平反対急進派)国防相会議開催(~6日,ダマスカス)。
(イラン)バニサドル大統領,ラジャイ教育相を首相候補に指名,11日,国会これを承認。
核兵器不拡散条約(NPT)第2回再検討会議開催(~9月7日,ジュネーヴ)。
ソ連・アフガニスタン科学・技術協力協定署名(カブール)。
(ポーランド)7月初めの食肉値上げに端を発した賃上げスト全国に広がる。14日,グダンスク造船労働者政治的要求を掲げる。17日,グダンスク工場間スト委員会結成,社会自衛委員会(KOR)労働者の16項目要求を発表,政府スト対策委員会を設置,18日,政府側,経済的要求以外は拒否,スト,バルトー沿岸一帯に広がる。
20日,政府,反対制派18人を拘留。ヤギエルスキー副首相新たに政府委員会委員長に就任。22日,政労第1回交渉,労働者側21項目
8月16日
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の要求を提出。24日,大幅な党・政府幹部異動,バビュフ首相,党政治局員ら4名更迭。26日,第2回交渉,ヤギエルスキー副首相,スト権を認め,新労組法を約す。28日,第3回交渉「自由労組」難航,体制維持に政府4条件を示す。29日,「自由労組」ほぼ合意。
31日,グダンスクで政労間で合意書に署名,スト解決。
(韓国)崔圭夏大統領就任,朴忠勲国務総理,大統領権限代行。
(OAU)エティオピア・ソマリア調停委員会開催(~20日,ラゴス)。
(NATO)8カ国(ベルギー不参加)海軍大演習「チーム・ワーク80」の実施発表(9月10~24日)。
(ソ連)党中央委,ブレジネフ書記長のクリミヤ会談の成果を承認。
(国連)経済特別総会開催(~9月15日)。
(国連)ジンバブエ共和国(旧ローデシア)の加盟承認(153番目)。
韓国の第7回統一主体国民会議,全斗煥国家保衛非常対策委員会常任委員長を圧倒的多数で第11代大統領に選出。全斗煥氏大統領に就任。
(米国)カーター大統領,276億ドル減税を柱とする「1980年代のための経済再生計画」を発表。
(国連)第3次海洋法会議再開第9会期終了(ジュネーヴ,非公式条約草案を審議)。
(エティオピア)メンギス臨時軍
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8月30日
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事行政評議会議長,カーター大統領に対し,「ソマリアとの軍事施設利用に関する取極」の再検討を要請するメッセージを送る。
中国第5期全人代第3回会議開幕,期間2週間。
(韓国)全斗煥大統領就任式。
NATO軍は,「クルセーダー80」演習を西独ニーダーザクセン州で開始,参加国,米,英,独,和,参加兵員6万3,000人。
(韓国)新内閣発足,新首相に南恵祐前副総理兼経企院長官が就任,盧信永前スイス大使が外相に,周永福国防相留任など実務型閣僚名簿が発表された。
エジプト・イスラエル両国は,パレスチナ自治交渉の再開と米国を含めた首脳会談開催で合意。
カウンダ=ザンビア大統領,ユーゴースラヴィアを公式訪問(~8日)。
(国連)マルタ海域においてマルタ政府から石油探査権を取得したイタリア系会社船舶のリビア艦艇による威かく事件につきマルタ政府は国連に提訴,安保理が開催。
ポーランド統一労働者党は,ギエレク第一書記を解任,後任にカニア政治局員(軍,治安,警察担当)を選出。
ワルシャワ条約軍連合演習「戦友―80」東独で始まる。演習期間約1週間,演習参加人員延べ4万人,参加7カ国。
ポーランドの造船及び海員組合は官製の労働組合評議会を脱退,自由労働組合結成を決定した。
9月8日
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アサド=シリア大統領,リビア訪問。
(メキシコ・北朝鮮)メキシコ政府,北朝鮮と外交関係樹立を発表。
全欧安保再検討マドリッド準備会議始まる。参加東西35カ国。
8月31日から始まった中国の第5期全国人民代表大会第3回会議は,趙紫陽常務副総理を正式に首相に選任,トウ小平ら6名の副首相の辞任を認め,現行憲法を改正するための憲法改正委員会設置と委員選出の決議,憲法の一部改正案,税法など各種法案を採択し,12日間の会期を終了。
シリア・リビア両国はアサド=シリア大統領のリビア訪問終了に当たり,共同コミュニケを発表,完全な主権を有する単一国家を樹立することを表明。
ロヨ=パナマ大統領,エクアドル訪問(~11日)。
マルドゥーン=ニュー・ジーランド首相,中国訪問。
ジスカールデスタン仏大統領,モブツ=ザイール大統領とパリで会談。
アンデス首脳会議エクアドルで開催,アンデスグループ行動規約に署名。
(チリ)新憲法草案に対する国民投票を実施,支持率69%を獲得。
12日未明トルコで軍によるクーデター発生,デミレル政権が倒れ,ケナン・エブレン国軍総参謀長を長とする国家保安評議会が政権を
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9月12日
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掌握。
イランの最高指導者ホメイニ師は,米大使館員の人質解放のための4条件として(あ)パーレビ元国王の財産の返還(い)イランに対する要求の取下げ(う)政治的,軍事的不介入の保証(え)イラン資産の凍結解除を提示。「米国の謝罪要求」には触れていない。また,人質解放の決定は,イスラム議会が行うと言明。
(米国)カーター大統領,ポーランドに対し,農産物借款6億7,000万ドルの供与を決定。
(カンボディア)ヘン・サムリン政権,来年初め全土で総選挙を行うと発表。
マンレイ=ジャマイカ大統領,キューバ訪問。
OPEC拡大閣僚会議がウィーンで開催され,統一価格問題,長期戦略問題(減産)などにつき討議。
第35回国連総会開幕。西独ベヒマー国連大使を議長に選出,カリブ海新独立国セントビンセントの国連加盟を承認。
韓国戒厳普通軍法会議は金大中氏に内乱罪などを適用して,求刑どおり死刑を判決,その他23被告にも懲役2年から20年の刑を言い渡した。
ペルティー二=イタリア大統領,中国訪問(~26日)。
OPECは拡大閣僚会議に引き続いて臨時総会を開催,基準原油であるサウディ・アラヴィアの原油アラビアン・ライトを1バーレル当たり2ドル値上げ,30ドルとすることを決めた。OPEC加盟国
9月17日
17日
の他の公式価格は据えおかれる。
また,アラブ首長国連邦,イラクなどが10%減産を10月から実施することを決定した。
イラク政府はイラン側の国境侵犯を理由に1975年締結したアルジェ国境協定を廃棄。これにより両国間の国境紛争は,全面戦争にエスカレートした。21日,イラク軍は,戦車,ミサイル艇を動員,イランの重要石油産業地帯のホラムシャハルやアバダンに本格的な攻勢を開始,イラン側も予備役を召集して応戦。22日,イラク空軍はテヘランほか10カ所の軍事施設を攻撃。23日,イラン空軍はバグダッド他6カ所の空港を攻撃,イラクは中部国境地帯のイラン都市占領と発表,アバダン製油所攻撃。24日,バンダル・ホメイニIJPCサイト及びカーグ島(イラン原油積出港)を爆撃,イラン機,バスラ製油所など爆撃。25日,米国及びソ連は中立表明,マスキー・グロムイコ会談で紛争に直接介入の意思なきことを相互に確認した。イラクはホラムシャハル市占領と発表。26日,27日,ハック=パキスタン大統領,アラファトPLO議長がそれぞれ和平調停を開始。30日,バンダル・ホメイニのIJPCサイト再度爆撃さる。ホラムシャハル日本総領事館館員一時避難。
カーター米大統領と中国薄一波副総理はワシントンで,民間航空協定,繊維品協定,海運協定,領事条約の4協定に署名。
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9月22日
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27日
IAEA総会ウィーンで開催(~26日)。
(ノールウェー・中国)ノルドリ=ノールウェー首相中国を訪問。
(国連)安保理,議長声明でイラン,イラク両国に対し即時停戦を呼びかける。米ソも解決に期待表明。
(米国)カーター大統領は,すべての国に対しイラン・イラク紛争に干渉しないこと,また,すべての国が,ホルムズ海峡の国際的性格を尊重することなどを要請。
ペルシャ湾岸アラブ6カ国は,イラク支援の立場を明らかにした。25日,サウディ・アラビアもこれに同調。
イスラム諸国は国連本部でイラン・イラク紛争調停工作につき協議した結果,イスラム諸国会議議長のハック=パキスタン大統領を代表として両国に派遣することに決定。また,紛争当事国は,同代表を受け入れることに同意した。安保理の緊急理事会も具体的調停工作について協議,イラン代表は国連の調停に応じることを明らかにした。
イラク,石油輸出を全面ストップ。
(国連)イラン・イラク紛争解決のため緊急安保理を開催,イラン代表欠席,27日,非公式に協議継続。
(スペイン・日本)スペイン国王ファン・カルロス一世夫妻,日本を公式訪問(~31日)。
サウディ・アラビアのハリド国王
9月27日
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10月3日
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はイラク支持を表明。クウェイトなど湾岸6カ国もイラク支持。
(米・ソ)ニューヨークで行われたマスキー・グロムイコ会談で欧州核軍縮予備交渉を10月半ばにジュネーヴで開催することに合意。
キューバ=カストロ首相,ヴェネズエラとの外交関係断絶を発表。
(イタリア)第2次コッシーが中道左派内閣総辞職。
(国連)緊急安保理が開催され,イラン・イラク紛争解決に関する停戦決議479が満場一致(イラクは出席したが,イランは出席せず)で採択された。(同決議は,(あ)武力行使の停止(い)事務総長の調停(う)当事国以外の介入自制を規定)。
ハック=パキスタン大統領,イラン・イラク紛争調停のためイランを訪問。
ハック=パキスタン大統領,イラン・イラク紛争調停のためイラクを訪問。
イラン国会議長,安保理の停戦決議の受入れ拒否を声明。
イラク政府は国連事務総長に対し,安保理決議479を,イラン側が受諾することを要請イラク側も受諾する用意がある旨回答。
レディ=インド大統領訪ソ(9月29日から8日間)。
IMF世銀年次総会ワシントンで開催(~10月3日)
ハック=パキスタン大統領訪米,アフガニスタン問題,イラン・イラク紛争などにつき意見交換。
アルゼンティン軍事評議会,ビオ
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10月4日
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9日
ラ前陸軍総司令官を次期大統領に指名。
(ポーランド)第6回党中央委総会(~6日)でカニア統一労働者党第一書記が,政治局報告「国内政治情勢及び党の緊急課題」について演説。党幹部人事異動。グダンスク合意の承認,自主労組と官製労組の併存の承認,第9回党大会の準備,党内民主化促進などの決議を採択。
(西独)総選挙で与党連合(社会民主党,自由民主党)が圧勝。社会民主党42.9%(前回42.6%),自由民主党10.67%(7.9%),キリスト教民主社会同盟44.57%(48.6%)を獲得,その結果,議席数は社会民主党218(214),自由民主党53(39),キリスト教民主同盟226(243),となる(西ベルリンを除く)。
内モンゴル自治区の国境地帯で中・ソ両軍兵士が衝突,銃撃戦。
(ポルトガル)総選挙で与党民主同盟(中道右派)が安定過半数を獲得134。共和社会主義者戦線74,人民同盟(共産系)41,人民民主同盟1。
バーナム=ガイアナ大統領就任。
ソ連・シリア友好・協力条約がモスクワでブレジネフ最高会議幹部会議長とアサド=シリア大統領との間で署名。
ハック=パキスタン大統領が西独訪問,シュミット首相と会談。
(国連)特定通常兵器の使用の禁止又は制限に関する条約交渉が妥結し,10日,条約案を採択。
10月10日
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アルジェリアのエルアスナムで大地震発生,震度7.5,犠牲者推定2万余人,罹災者約25万人,在留邦人犠牲者4人。
イラク政府がシリア,リビア,北朝鮮と国交断絶を発表。
イランが国連安全保障理事会のイラン・イラク紛争審議に参加する用意ある旨を表明。
(国連)第35回総会の委任状委員会が民主カンボディア政府の委任状を認めた報告決議案に対するヴィエトナムの修正案を票決に付した結果,反対74,賛成35,棄権32でヴィエトナム修正案が否決され,民主カンボディアの国連代表権が認められた。
国連緊急安保理が,イラン・イラク紛争審議のため開催された。
ジスカールデスタン仏大統領が中国を訪問(~21日)。
エリザベス英女王がイタリアを公式訪問(~20日)。17日,ローマ法王,ヨハネ・パウロ2世と会見。
(韓国)全斗煥大統領が就任後初めて記者会見,大統領選挙を来年3月までに実施する,全国非常戒厳令を17日から地域非常戒厳令に切り替え,これを大統領選挙までに解除するなどを明らかにした。
カルマル=アフガニスタン革命評議会議長がソ連を訪問(~24日)。
(オーストラリア)総選挙で下院及び上院の半数改選が行われ,与党連合(自由党・国民地方党)の勝利が確実となり,フレーザー現首相が引続き政権を担当(3年間)することとなった。議席下院,与
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10月18日
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党連合74,労働党51,上院,与党連合31,労働党27,その他6。
(イタリア)フォルラーニ新内閣が成立。
NATO防衛計画委員会がギリシャのNATO復帰を承認。
ネ・ウィン=ビルマ大統領が中国を訪問(~23日)。
(ソ連)党中央委総会において,ブレジネフ書記長が第10次5カ年計画の成果を総括する演説を行い,国民生活改善のため,食糧(肉類,牛乳,穀物など)の増産,住宅,消費物資の充実の必要性につき特に強調した。
(韓国)憲法改正案について国民投票を実施,91.6%の賛成票を獲得,新憲法として可決,制定された。新憲法は27日公布,施行された。これにより第5共和国発足,国会議員の任期終了,既存政党は解散され,国家保衛立法会議(憲法付則第6条により設置)が国会の権限を代行。
ソ連第10期最高会議第4会期がモスクワで開催され(~23日),80年の経済実績見通し,81年の経済計画などが審議された。
この会議でコスイギン首相が健康上の理由で解任され,後任にニコライ・チーホノフ第一副首相(75歳)政治局員が任命された(25日)。
(国連)総会本会議において,「カンボディア情勢に関するASEAN決議案」(81年の早い機会にすべての紛争当事者が参加するカンボディア国際会議を開催す
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る。タイ・カンボディア国境地帯へ国連オブザーバーを派遣する。カンボディア領内に国連監視下の平和地帯を設置するなどを骨子とする)を賛成97,反対23,棄権22で採択した。
ポーランドの自主労組組織「連帯」の法人登記に際し,ワルシャワ地裁が労組規約に部修正(党の指導性を条件とした)を加えたため,「連帯」のワレサ議長は,これを不服として上級審へ異議申立てを決定した。
ASEAN経済閣僚会議がバンコクで開催された。
韓国で,新憲法実施により,第5共和国体制がスタート,同時に国家保衛立法会議が発足。
メンギス=エティオピア臨時軍事評議会議長がソ連訪問(~28日)。
プレム=タイ首相,中国を公式訪問(~31日)。
(東独・ポーランド)両国政府は,10月30日以降,相互に入国制限措置を実施すると発表した。
ファンアフト:オランダ首相夫妻が,ファン・デル・クラーウ外相夫妻同伴,中国を訪問(~11月4日)。
(エジプト・イスラエル)サダト=エジプト大統領とナボン=イスラエル大統領間で,パレスチナ自治交渉打開につき,話合いが行われた結果,陸路による貿易開始,人的交流の制限緩和などにつき合意された。
(エル・サルヴァドル・ホンジュラス)ペルーの首都リマで,両国
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10月30日
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外相は,ペルー大統領の仲介により,平和条約に署名。
(ポーランド・ソ連)カニア第一書記及びピンコフスキー首相訪ソ。
イランのイスラム議会が米大使館の人質解放のための条件として(あ)米国によるイランヘの不干渉(い)テヘランの米大使館占拠後の米国によるイラン資産の凍結解除(う)すべての米国の請求権の放棄(え)パーレビ前国王及びその近親のすべての資産返還の4項目を米国側に提示することを承認した。
(米国)共和党が上院で過半数。
米国大統領選挙は,即日開票の結果,共和党のレーガン候補が全米50州及び首都ワシントン(選挙人数538人のうち,44州(選挙人数489人))を獲得して当選,第40代大統領に就任することが決まった。また同時に行われた上・下両院,州知事選挙でも共和党が,上院では26年ぶりに過半数を超す53議席を獲得した。
カラマンリス=ギリシャ大統領がユーゴースラヴィアを訪問(~7日)。
EC諸国が中国に対する関税障壁を撤廃。中国からの輸入品の30%,2,140万ドル相当。
ポーランド最高裁が労組支持,ポーランド最高裁は,ワルシャワ地裁が自主管理労組の全国組織である「連帯」の規約に「党の指導性」を追記した措置は,「権限を越えるもの」と裁定,「党の指導性」を削除,8月末グダンスク政
11月10日
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労合意で党及び労組の役割を定めた条項を付属文書の形で,規約に添付することで,この問題は最終的に決着を見た。
ホネッカー東独議長がオーストリアを訪問(~13日)。
ムラデーノフ=ブルガリア外相がハンガリー訪問(~12日)。
(スペイン・中国)カリリョ=スペイン共産党書記長らの代表団が中国を訪問(~25日)。
米国国際貿易委が外車輸入につき判定。国際貿易委員会が輸入車の増で米国自動車業界に被害なしと判定(3対2),輸入規制措置はとるべきでないとの裁定を下した。
(全欧安全保障会議)マドリッドの全欧安保再検討準備会議が開会。西側諸国が基調演説でソ連のアフガニスタン侵攻を批判した。会議は,81年3月5日終了を目途に,ヘルシンキ最終文書の実施ぶりのレビュー,次いで新提案の検討を行うこととなり,17日から各バスケットの討論が開始された。第1バスケットはアフガン問題と欧州軍縮問題,第2バスケットは通商上のデタント問題とMFN条約の東欧諸国への適用問題,第3バスケットは人権問題がそれぞれ争点となった。
イラン側の米人質解放条件に対する米国側の正式回答をアルジェリア大使がテヘランでイラン側に伝達。
第15回社会主義インター大会がマドリードで開催された(~16日)。
(中国)林彪,4人組裁判開始。
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ローマ法王ヨハネ・パウロ2世が西独を訪問(~19日)。
英国サッチャー首相が定期協議のため,西独訪問(~17日)。
米・ソ間のTNF制限交渉の第1ラウンド終了。
ニメイリ=スーダン大統領がエティオピア公式訪問(~23日)。
シュミット西独首相が米国訪問(~21日)。
(国連)安保理の要請により,国連事務総長がノミメル特使をイラン(18~22日),イラク(~25日)に派遣。
ラフサンジアニ=イラン国会議長は,アルジェリアで米国がイランの人質解放の条件を原則的に受諾したと発表。
第10回米州機構(OAS)総会開催。
ネ・ウィン=ビルマ大統領がインド訪問(~22日)。
ペルティー二=イタリア大統領がギリシャを公式訪問(~22日)。
(イタリア)イタリア南部で大地震。
サッチャー英国首相が定期協議でイタリアを訪問(~24日)。
ソ連がポーランドの鉄道ストに警告。26日,ポーランド自由労組「連帯」が全国スト中止。
オートボルタでクーデター発生,ラミザナ政権倒れる。
(アラブ諸国)第11回アラブ首脳会議がヨルダンの首都アンマンで開催(~27日)。PLO,シリア,リビア,アルジェリア,南イエメンなど強硬派が欠席,15カ国参
11月26日
30日
12月1日
加,(あ)シオニストに対する今後のアラブ共同行動計画案(い)アラブ共同経済行動戦略案(う)アラブ連盟憲章案などが審議され,特に(い)については,アラブ間の経済協力,アラブ共通経済戦略,アラブ諸国へのアラブ資本の投資のための統一協定案及びアラブ共同開発の10年が成立した。開発の10年には,50億ドルの特別基金の創設が含まれている。
(EC・日本)EC外相理事会が対日関係を審議。
ウルグァイ憲法草案否決。軍部に広範な政治権力を与えようとするウルグァイの新憲法草案は,国民投票の結果,賛成少数で否決された。
(ポーランド)統一労働者党の第7回中央委総会が開かれ,カニア第一書記は,「自主管理労組を隠れみのにした反社会主義勢力の存在」を指摘し,強い対抗策をとる決意であると述べた。2日,ピンコフスキー首相は,国民に「平静」を求めた。党中央委は,政治局員12人のうち4人を解任(ギエレク派),新政治局員2人の就任を承認して閉会。ホワイトハウスが「ソ連による軍事侵攻があれば,米ソ関係に重大な打撃を与える」と警告。EC首脳会議も外国の干渉排除をうたった共同コミュニケを発表。3日,カーター米大統領が警告声明を発表した。4~5日,これに対し,東欧7カ国首脳がモスクワで緊急会議を開き,当面カニア政権による自主的解決
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12月5日
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努力を見守る方針を決めた(コミュニケ発表)。また,ソ連外務省がカーター大統領の警告は,事態を悪化させると非難した。
米国政府がエル・サルヴァドルヘの経済軍事援助の中断を発表。
ホワイトハウスが「ソ連軍のポーランド侵攻の準備完了」と発表。9日,ポーランド軍が労組に対し,反国家的活動は許さないと警告。自由労組「連帯」のワレサ委員長が「政府の挑発が続けば反撃に出る」と反発。マスキー米国務長官はソ連の侵攻があった場合の制裁措置を協議するため渡欧。11日,NATO外相理事会が開催され,ソ連の侵攻に対しては,報復が必要との点で意見が一致した。
IEA閣僚理事会がパリで開催され(~9日),石油確保について,加盟国間で不均衡が生じないよう事務局が中心となって各国と協議し,是正策を講ずることについ
12月8日
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て,加盟国間のコンセンサスができた。また,米提案の石油輸入国別上限設定は見送られた。
ソ連ブレジネフ書記長の訪印(~10日)。
フォルラーニ=イタリア首相がシュミット西独首相とボンで会談。
NATO外相理事会が共同コミュニケで,ソ連軍のポーランド介入があれば,あらゆる制裁を検討すると警告。
(エジプト)スエズ運河の拡張,5年の歳月と巨費を投じた運河の拡張工事が完了。
インドネシアのバリ島で開かれたOPEC総会が,平均10%の原油価格引上げを決めた。
コスイギン=ソ連前首相が心臓病のため,死去(78歳)。
ヴィエトナム国会が全会一致で新憲法草案を可決した。
中欧相互兵力削減交渉第22ラウンドが終了。