III年表

1.国際編

1978年

月日

主要事項

月日

主要事項

1月1日

3日

4日

4日

4日

5日

6日

12日

16日

17日

23日

26日

30日

カーター米大統領,インド訪問(~3日)。

カーター大統領,サウディ・アラビア訪問(~4日)。

カーター大統領,エジプトのアスワン空港に立寄り,サダト大統領と会談(シーユミット西独首相,一時同席)。

カーター大統領,仏訪問(~6日,ジスカールデスタン大統領と会談)。

(チリ)ピノチェット政権の正統性を問う国民投票(結果は,圧倒的多数(75%)で支持)。

(トルコ)エジェビット新内閣成立。

カーター大統領,ベルギー訪問。

米国務省,イタリア政局に関連し,西欧共産党の政権参加に反対の声明を発表。

(イタリア)アンドレオッティ内閣総辞職。

CSCEフォローアップ会議再開(ベオグラード)。

ガット東京ラウンド(多角的貿易交渉)非公式閣僚会合(即日閉会,ジュネーヴ)。

キプリァノゥ=キプロス大統領,対立候補なく無投票で再選。

(ポルトガル)第2次ソアレス内閣成立。

2月2日

2日

4日

9日

11日

22日

26日

3月3日

反サダト派アラブ首脳会議開催(~4日,アルジェ。アルジェリア,シリア,リビア,南イエメン,PLOが参加)。

4日エジプト・イスラエル和平交渉を非難する声明を発表。

サダト大統領,中東和平に関するエジプトの立場に対する理解と支持を求めるため,モロッコ(~3日)及び米国(3~8日)訪問。

(スリ・ラソカ)ジャヤワルダナ首相,大統領に就任。

サダト=エジプト大統領訪米後,英,西独,オーストリア,ルーマニア,仏,伊歴訪(~13日)。

ソマリア,非常事態宣言。オガデン地方への正規軍派遣を発表。

ブラウン米国防長官,下院国際関係委員会公聴会で,在韓米地上軍撤退問題に関連して証言し,北朝鮮による韓国攻撃の場合,米国は,地上兵力すなわち沖縄にある米海兵師団を2,3日以内に韓国に移動できるであろう旨発言。

(中国)第5期全国人民代表大会第1回会議開催(~3月5日,北京)。

南ローデシアの白人政権と黒人穏健派3団体,ローデシア紛争の国内解決に関する協定に調印(ソールズベリ)。

月日

主要事項

月日

主要事項

3月5日

6日

7日

7日

11日

13日

14日

19日

21日

22日

26日

28日

28日

(中国)新憲法公布。

チトー=ユーゴースラヴィア大統領訪米(~9日)。

第34回ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)総会開催(~17日,バンコク)。

米軍と韓国軍による合同軍事演習「チーム・スピリット78」,韓国において開始(~16日)。

(イタリア)第4次アンドレオッティ内閣発足。

米・西独両政府,共同声明の形で,新たなドル価値安定策を発表(ワシントン,ボン)。

ローデシア問題に関する安保理(3月6~14日)において,内部解決を違法かつ受諾不可能とするアフリカ・グループ提出の決議案を可決(決議423)。

ベギン=イスラエル首相訪米(~23日)。

ローデシア暫定政府発足。

(インドネシア)国民協議会総会全会一致でスハルト大統領の三選を決定,23日,大統領就任宣誓式。

フロントライン諸国首脳会議,ローデシアの白人政権と穏健派3団体による国内解決を非難するとともに,英米に対しその態度を明確にするよう求めた共同声明を発表して閉会(ダルエスサラーム)。

国連第3次海洋法会議第7会期開催(~5月19日,ジュネーヴ)。

カーター大統領,ヴェネズエラ(28~29日),ブラジル(29~31日),ナイジェリア(31日~4月3日),リベリア(3日)歴

4月3日

4日

5日

7日

7日

7日

12日

12日

16日

19日

19日

21日

訪。

EC・中国間貿易協定正式調印(ブリュッセル)。

ゲンシャー西独外相訪米(即日離米)。カーター大統領といわゆる中性子爆弾の生産及び欧州配備問題につき会談。

(フランス)第3次バール内閣発足。

フィリピン暫定立法議会議員選挙(結果は,与党「新社会運動」の圧勝)。

カーター大統領,放射線強化兵器(いわゆる中性子兵器)の生産を当面延期する声明を発表。

欧州理事会(EC首脳会議)開催(~8日,コペンハーゲン)。欧州議会直接選挙を来年6月7日~10日の期間実施することで合意。8日,欧州通貨安定圏の創設に関し基本的に合意。また「対日関係に関する結論」などを発表。

チャウシェスク=ルーマニア大統領訪米(~17日)。

(チリ)セザル・ベナビデス内相以下全閣僚辞任。

ワルター・シェール西独大統領夫妻来日(~21日,ゲンシャー外相同行(19日まで滞日))。

ノミンス米国務長官,第2次戦略兵器制限交渉(SALTπ)などのため訪ソ(~23日)。

イスラエル議会,イツハク・ナボン労働党議員を次期(第5代)大統領に選出(120議席中,86名賛成,白紙22票,欠席11名)(就任式は,5月29日)。

カーター大統領,在韓米地上軍

月日

主要事項

月日

主要事項

4月27日

30日

30日

5月4日

4日

4日

9日

11日

11日

撤退の延期,縮小(第1次撤退6,000人を約4,400人に)を声明。

(アフガニスタン)アブドル・カディール空軍准将の率いる軍隊,ダウド政権を打倒。

ベギン=イスラエル首相,訪米(~5月8日)。

アフガニスタンの革命評議会,同評議会議長兼首相に同国人民民主党指導者ヌール・モハメド・タラキ氏を任命。同評議会,布告をもって国名を「アフガニスタン民主共和国」に変更したと発表。

中ソ国境交渉両国代表団,交渉開始(北京)。

華国鋒中国共産党中央委主席・国務院総理,金日成国家主席の招待により,北朝鮮訪問(~10日)。

ブレジネフ=ソ連邦共産党中央委書記長,西独訪問(~7日)。

(イタリア)極左テロ組織「赤い旅団」に誘拐されていたアルド・モーロ=キリスト教民主党総裁・前首相,ローマ市内で射殺体で発見さる。

ザイール反政府軍(旧カタンが兵)約4,000人,アンゴラからザンビア経由ザイール南部のシャノ洲に侵入し,コルウェジを攻撃。

余湛中国外交部副部長,トルスチコフ駐中国ソ連大使に対し,5月9日朝,ソ連のヘリ1機,18隻の軍用舟艇,約30名の兵士がウスリー川の中ソ境界線を越えて中国領域を侵犯,うち,ヘリ及び兵士は,黒龍江省虎林県に4キロ侵入し,兵士が発砲して多数の住民を負傷させたことに抗議し,謝罪,

5月15日

20日

20日

23日

30日

6月3日

4日

5日

9日

当事者の処分,類似事件が発生しないよう保証することを要求する駐中国ソ連大使館あて覚書を手交。

チャウシェスク=ルーマニア大統領夫妻及び随員(ルーマニア共産党・政府代表団)訪中(~20日)。

同大統領,15,16,19日,華国鋒首席と会談。19日,華国鋒主席と経済技術協力長期協定に調印。

フランス及びベルギーの降下部隊,ザイール・シャバ州のコルウェジ奪回,抑留欧州人を救出。

チャウシェスク=ルーマニア大統領,金日成主席の招待で夫人及び随員とともに北朝鮮訪問(~23日)。

国連軍縮特別総会開会(~7月1日)。

第5回NATO首脳会議開催(~31日,ワシントン)。30日,カーター大統領演説。31日,今後15年間の長期防衛計画を採択し,最終コミュニケを発表。

ノミングラデシュ大統領選挙(結果は,ゼァウル・ラーマン現大統領当選)。

コロンビア大統領選挙(結果は,与党自由党のフリオ・セサル・トルバイ・アヤラ氏が次期大統領に当選)。

第6回ASEAN経済閣僚会議開催(~6日,ジャカルタ)。

中国外交部,在ヴィエトナム華僑大量帰国問題に関し,ヴィエトナム側提案の会談を無意味なものとしてこれを拒否するとともに,対ヴィエトナム援助を一部停止する

月日

主要事項

月日

主要事項

6月12日

14日

14日

15日

16日

18日

21日

24日

25日

26日

旨声明を発表。

(フィリピン)暫定立法議会開会。

第11回ASEAN閣僚会議(~16日,パタヤ(タイ))。

第17回OECD閣僚理事会(~15日,パリ)。

レオーネ=イタリア大統領辞職。

米国・パナマ間で新パナマ運河条約批准書交換(パナマ)。

(ペルー)制憲議会選挙(結果は,100議席のうち,アプラ党(中道)37議席,キリスト教人民党(右派)25議席を獲得)。

エジェビット=トルコ首相,オクチュン外相を伴い訪ソ(~25日)。

23日,コスイギン首相との間で「ソ連邦とトルコ共和国の善隣友好協力の諸原則に関する政治文書」に署名。25日,共同コミュニケ発表。

北イエメンのガシュミ大統領,南イエメンの特使と会見中,書類カバンが爆発,ガシュミ大統領と同特使即死。北イエメン政府は,暗殺の黒幕は南イエメンであるとして,南イエメンとの外交関係断絶を発表。

アイスランド総選挙(結果は,独立党と進歩党の与党連合が60議席中,32議席を獲得)。27日,ハルグリムソン首相辞表提出。

(南イエメン)ルノミイや大統領派と親ソ的イスマイル民族戦線政治機構(NFPO)書記長派との間で内紛,同大統領処刑さる。同機構中央委員会,アリ・ナセル・モハメド首相を首相兼任のまま大統6月30日

7月1日

3日

6日

7日

7日

8日

12日

16日

領に任命。

国連軍縮特別総会,10月24日の国連創設記念日から1週間を軍縮週間とする宣言を含む最終文書を採択。

北イエメンのガシュミ大統領暗殺事件に関し,アラブ連盟緊急理事会開会(~2日,カイロ)。アラブ連盟加盟国中,17カ国の外相参加。2日,南イエメンに対し,アラブ連盟諸国と南イエメンの政治・外交関係の凍結,経済・文化技術協力の停止を決定。

中国政府,ヴィエトナム政府あて3日付覚書で,ヴィエトナムに対する経済・技術援助を全面停止し,技術者を引き揚げることに決定した旨通告。

(韓国)第2期統一主体国民会議,朴正熙現大統領を第9代大統領に選出(任期は,1984年12月26日まで)。

ソロモン諸島独立。

中国外交部,北京駐在アルノミニア大使を通じ,アルバニア政府に対し,覚書により,経済・軍事援助打切りと中国人技術者と軍事専門家の引揚げを通告(13日,覚書全文を発表)。

(イタリア)社共両党による左翼統一候補のサンドロ・ペルチーニ社会党下院議員・前下院議長,第7代大統領に選出される。9日,就任。

バンス国務長官とグロムイコ外相,SALTHなどに関し会談(~13日,ジュネーヴ)。

第4回主要国首脳会議開幕(~17

月日

主要事項

月日

主要事項

7月18日

18日

19日

21日

25日

27日

29日

8月1日

日,ボン)。17日,宣言及びハイジャックに関する声明を採択。

米国(バンス国務長官),イスラエル(ダヤン外相),エジプト(カメル外相)3国外相会談(~19日,リーズ城(英国ケント州))。

米ソ通常兵器制限交渉開始(~28日,ヘルシンキ)。

NATO,ワルシャワ条約機構間のMBFR第15回ラウンド閉幕(5月18日~,ウィーン。同ラウンドにおいて,双方がそれぞれ地上兵力上限を70万人とすることで合意)。

(ボリヴィア)ペレダ将軍,「国民革命」を宣言。バンセル大統領,戒厳令を布告し,その後,辞任。軍事評議会,ペレダ将軍を大統領に任命。

非同盟諸国外相会議開会(~30日,ベオグラード)。

国連安保理,ワルトハイム事務総長に対して国連監視下の自由選挙を通じてナミビアの早期独立を達成するための特別代表を任命するよう要請する決議を,また,ウォルビス・ペイの再統一によるナミビアの領土保全を宣明する決議をそれぞれ採択。同事務総長,自由選挙の準備にあたる特別代表として,マルチ・アーティサーリ氏(フィンランド)を同日任命。

ザイール政府,ザイールとアンゴラが,キンシャサで大使級外交関係樹立を宣言する共同コミュニケに29日署名した旨発表。

米下院本会議,トルコに対する米国の武器禁輸措置を条件付きで解

8月6日

7日

7日

9日

9日

12日

16日

21日

26日

9月5日

除することを決議(上院は7月25日同様決議)。

ローマ法王1{ウロ6世逝去(カステル・ガンドルフォ離宮)。

カンボディアとインドネシア,外交関係樹立。

ホンジュラスのメルガール国家主席,軍最高会議に辞任申し出。同会議は,国軍の長パス・ガルシア准将を議長とする3人委員会を任命。

(ポルトガル)エアネス大統領,無党派の実業家アルフレド・ノブレ・ダ・コスタ氏を首相に任命。

中国とリビア,9日付で外交関係樹立に関する共同コミュニケ,経済・科学・技術協力協定,貿易協定に調印(北京)。

カンボディア・スイス外交関係開設。

華国鋒中国共産党主席,ルーマニア(~21日),ユーゴースラヴィア(21~29日)及びイラン(29~9月1日)歴訪。黄華外交部長ら随行。

ESCAP貿易大臣会議(~23日,ニューデリー)

ヴェネチア大司教アルビーノ・ルチアーニ枢機卿,ヴァチカン・コンクラーべにおいて新法王に選出され,ヨハネ・パウロ1世の称号をとる。

中東和平に関する米国・イスラエル・エジプト3国首脳会談開始(~17日,キャンプ・デービッド(メリーランド州)。17日,3首脳,「中東和平のための枠組」,「エジプト及びイスラエルの間の

月日

主要事項

月日

主要事項

9月13日

16日

19日

20日

20日

25日

28日

28日

29日

29日

平和条約締結のための枠組」の2文書(18日,ホワイトハウス発表)にホワイトハウスで署名)。ニカラグァ政府,全土に期間30日の戒厳令を布告。

(パキスタン)ジアウル・ハック戒厳令総司令官,イラーヒー大統領に代わり大統領に就任。

第33回国連総会開幕。

第3回反サダト・アラブ首脳会議開催(~23日,ダマスカス。アルジェリア,シリア,リビア,南イエメン各国首脳,アラファトPLO議長出席。23日,「抵抗民族戦線の諸原則宣言」及びキャンプ・デービッド3国首脳会談の合意を拒否・非難する「最終コミュニケ」を採択)。

フォルスター南アフリカ首相引退を表明,また,ナミビア人民の希望に従い選挙の機会を与えることを決定した旨声明。

第33回IMF・世銀合同総会開催(~28日,ワシントン)。

イスラエル議会,キャンプ・デービッド合意2文書を承認し,イスラエル・エジプト間平和条約の締結交渉において残余の案件が完全合意を見る場合には,同平和条約の枠内において合意される期間内にイスラエル人入植者をシナイから撤退させる権限を政府に付与する旨の決議を採択。

ローマ法王ヨハネ・パウロ1世逝去(在位34日)。

南ア国会,フォルスター前首相を大統領に選出。

国連安全保障理事会,ナミビア問

10月1日

4日

7日

10日

11日

12日

15日

16日

題に関するワルトハイム事務総長報告書を承認し,UNTAG(国連ナミビア独立支援グループ)の設立を決定するなどの決議435(1978)を12対0(ソ連とチェッコスロヴァキアは棄権中国は投票不参加)で採択。

英領トゥヴァル,トゥヴァルとして独立。

(エジプト)ハリル新内閣発足。

アサド=シリア大統領とサルキス=レバノン大統領との話合いの結果,レバノン駐留アラブ平和維持軍司令部,同軍に対し,7日午後8時以降の停戦を命令。

(ケニア)ダニエル・アラップ・モイ大統領代行,対立候補なきため,憲法に従い,新大統領に選出さる。

(パナマ)国会における大統領,副大統領選挙の結果,アリスティデス・ロヨ前文部大臣,デ・ラ・エスプリエリヤ前国立銀行総裁が,大統領及び副大統領に選出される。

エジプト・イスラエル間の平和条約締結交渉開始(ブレアハウス(ワシントン))。

(ブラジル)大統領選挙(結果は,与党の国家革新同盟(ARENA)の候補バチスタ・フィゲイレード陸軍大将が当選)。

ヴァチカン・コンクラーべ,ポーランド人のクラコウ大司教カロル・ヴォイティーワ枢機卿を第264代ローマ法王に選出。新法王,ヨハネ・パウロ2世の称号をとる。

月日

主要事項

月日

主要事項

10月21日

23日

24日

11月1日

1日

2日

3日

5日

バンス国務長官,ジュネーヴから訪ソ(~24日)。22日及び23日,グロムイコ外相とSALTHに関し会談。23日,ブレジネフ書記長と会談(グロムイコ外相ら参加)。

国連安保理,シナイ半島駐留国連緊急軍の駐留期限を79年7月24日までの9ヵ月延長する決議を採択。

アサド=シリア大統領,イラク訪問(~26日)。26日,アサド大統領及びバクル:イラク大統領,両国間民族共同行動憲章に調印(バグダード)。

レ・ズアン=ヴィエトナム共産党書記長及びファム・バン・ドン首相を団長とするヴィエトナム党・政府代表団,ソ連訪問(~10日。3日,ヴィエトナム・ソ連友好協力条約署名。経済・科学・技術協力に関する6協定署名。9日,共同コミュニケ発表)。

カーター大統領ドル防衛策を発表。ブルメンソール米財務長官及びミラー連邦準備制度理事会議長,右にかかる具体的措置(300億ドルの外国為替市場介入資金の確保,毎月の金売却量の拡大,公定歩合を8.5%から9.5%に引上げなど)を発表。

第9回アラブ首脳会議開会(~5日,バグダード。5日,最終コミュニケ発表)。エジプトを除く20カ国とPLOが参加。

英自治領ドミニカ,ドミニカ国として独立。

トウ小平中国副総理,夫人,黄華外交部長らを伴い,タイ,マレイシ

11月6日

10日

13日

22日

24日

12月2日

4日

4日

ア,シンガポール訪問。14日,帰国の途次,ラングーン空港でネ・ウィン大統領と会談。

(イラン)シャリフ・エマーミー首相,パーレビ皇帝に辞表提出。

同日,アズハリ(大将・国軍総参謀長)内閣成立。

第33回国連総会における安保理非常任理事国選挙において,アジア地域よりバングラデシュ当選。

安全保障理事会,南ア政府に対し,ナミビアでの一方的選挙(12月4~8日)を中止するように呼びかけ,従わない場合は安保理は適切な行動をとるため直ちに会合することを強いられるであろう旨警告した決議439(1978)を採択。

ワルシャワ条約機構政治諮問委員会会議開会(~23日,モスクワ)。23日,デタント促進,核5大国会議の開催などを世界各国に訴える宣言採択。また同時に,中東問題に関するルーマニアを除くソ連と東欧諸国の声明を採択。

(ボリヴィア)軍部によるクーデターでペレダ大統領失脚,ダビド・パディジャ・アランシビア陸軍総司令官(少将),大統領に就任,新内閣発足。

ASEAN5カ国間のASEAN文化基金設立協定発効。

欧州理事会(EC首脳会議)開会(~5日,ブリュッセル。欧州通貨制度(EMS)の来年1月1日からの発足を決定)。

(ナミビア)SWAPOその他の民族解放団体不参加のもとで行われた総選挙開始(民主ターンハレ

月日

主要事項

月日

主要事項

12月4日

12日

14日

15日

16日

16日

同盟(DTA)が圧勝)。

アフガニスタンのタラキ評議会議長兼首相,訪ソ(ソ連・アフガニスタン友好・善隣・協力条約に署名)。

(韓国)第10代国会議員選挙(結果は,与党民主共和党第1党の地位を維持)。

国連安全保障理事会,キプロス駐留国連軍駐留期限を12月15日より79年6月15日までの6ヵ月延長することを決定。

カーター大統領,米中両国が79年1月1日をもって相互承認,外交関係を樹立し,大使館を相互に設置し,大使を交換するとの趣旨の米中共同コミュニケ(1月1日付)を発表。ホワイトハウス,同時に本件に関する合衆国声明を発表。

華国鋒中国総理,15日のカーター大統領の発表と同時に,上記中米共同コミュニケ及び本件に関する中国政府声明を発表。

第52回OPEC総会開会(~17

12月18日

21日

23日

26日

27日

27日

31日

日,アブダビ(ア首連))。来年の原油価格の年間平均10%値上げを決定。

多角的貿易交渉(東京ラウンド)日米交渉,交渉の主要分野につき包括的了解に達し,共同新聞発表(ジュネーヴ)。

SALTII米ソ外相(ノミンス国務長官,グロムイコ外相)会談(ジュネーヴ)。両外相未合意の主要問題につき基本的合意に達し,また米ソ首脳会談の開催についても原則として合意を達成した旨発表。

(イラン)石油産業労働者の大部分,ストに再突入。

(イラン)石油輸出全面的に停止。

朴正熙韓国大統領,第9代大統領に就任(任期6年)。

金大中元新民党大統領候補,刑の執行停止処分により釈放。

(イラン)アズハリ首相,パーレビ皇帝に辞表提出。

 目次へ