世界とつながる未来をつくる。 外務省。 障がい者職員 採用案内。 (非常勤職員) 2頁。 外務省について。 外務省の任務。 外務省は、外務省設置法第3条により、平和で安全な国際社会の維持に寄与すると、ともに、主体的かつ積極的な取り組みを通じて 良好な国際環境の整備を図ること、並びに調和ある、「たいがい関係」を維持し、発展させつつ、国際社会における日本国及び 日本国民の利益の増進を図ることを任務としています。 主な任務。 1、平和と安全の確保。 2、日本人の保護。 3、国際協力。 4、経済の成長と繁栄。 5、日本の魅力発信。 外務省の概要。 外務省は、東京の外務本省と、世界各地に置かれている大使館、総領事館、政府代表部で構成されています。 東京、霞が関の外務本省では、多くの職員が、世界各地に置かれた在外公館と連携をとりながら、 日本及び世界の安全と繁栄を確保するため、外交政策の企画、立案などさまざまな外交活動を推し進めています。 世界各地には大使館、総領事館をはじめとする在外公館があります。日本と諸外国との外交関係を扱うと、ともに、 海外にいる日本人の生命、身体、財産を守るために多くの職員が日夜業務に取り組んでいます。 写真1、在中国日本国大使館。 写真2、カラチ日本国総領事館。 3頁。 外務省の勤務環境。 省内のバリアフリー化や就労支援機器の導入を進めています。 省内のバリアフリー設備。 写真1、 車いす用スロープ。 段差のある出入口にはスロープを設置。 写真2、 玄関改札口。 車いす職員が無理なく異動できる。 写真3、 車いすボタンのあるエレベーター。 車いす職員が楽に押せる位置に設置。 写真4、 点字パネル。 視覚障碍のある職員を安全に誘導。 写真5、 スライドドア。 障碍を有する職員が頻繁に利用する出入口には幅の広い引き戸を設置。 写真6、 カーブミラー。 廊下の曲がり角でぶつからないように設置。 就労支援機器。 写真7、 昇降機能つきデスク。 車椅子職員のために、自由に高さを調整できるデスクを設置。 写真8、 拡大どくしょき。 視覚障碍のある職員の読み書きを支援するために設置。 写真9、 筆談き。 聴覚障碍のある職員の業務を助けるため設置。 写真1、 オフィスサポートチームの執務室。 写真2、 リフレッシュスペース。 業務中の気分転換やストレス軽減のため設置。 写真3、 作業スペース。 広いワークスペースが必要な業務を行えるよう設置。 4頁。 外務省の業務内容。 オフィスサポートチームは、障碍を有する職員が意欲と能力を発揮し、活躍できる環境を提供すると、ともに、 多忙な省内各課室の業務を支援することを目的として、二千十九年3月に設置されました。 そこでは 障碍特性への、より手厚い配慮を受けながら、安心して勤務できる環境を整備しており、 省内各課室から依頼を受け、多種多様な業務を実施しています。 なお、外務省において障碍を有する職員は、本人の希望、能力や特性に合わせて、 オフィスサポートチーム以外の省内各課室や在外公館でも活躍しています。 主な業務内容。 1、入力、集計業務、会計データ入力、文書管理状況の入力、給与や手当等の計算。 2、庶務関係業務、出勤簿管理、旅費等の支払、出張手配、物品の補充。 3、資料作成業務、出張用ファイルの作成、資料用データの収集、文書のPDF化。 4、設営、軽作業、レセプション会場の設営、要人のエスコート、書類の仕分けや配布など。 5、補助業務、資料のコピー、ファイルの作成、管理、宛名ラベルの印刷。 6、その他、適性や希望に応じて検討可能。 各種業務内容例。 大型シュレッダー作業 製本作業 郵送物封入作業 ネット記事クリッピング作業 手話通訳による作業説明 5頁。 外務省のQアンドA。 とい1、 募集している職務内容の経験がなくても大丈夫ですか。 回答1、   大丈夫です。入省後、研修や丁寧な指導を通じて業務に慣れていただけます。 とい2、 勤務地はどこになりますか?外国勤務はあるのですか。 回答2、  基本は東京勤務となります。非常勤職員として採用後、一定期間の勤務の後、ステップアップ採用試験を通過し、常勤職員となった場合には、希望や適性に応じて、在外公館勤務を行う場合もあります。 とい3、 超過勤務はありますか。 回答3、   オフィスサポートチームでは原則ありません。合理的配慮を行いながら、ワークライフバランスを重視した働き方を検討します。 とい4、 重度障碍でも活躍できますか。 回答4、  できます。多様な障碍を有する職員が在籍しており、それぞれの特性に応じた業務に携わっています。 とい5、 年齢や障碍種別は選考に影響しますか。 回答5、   影響しません。選考は、年齢や障碍種別を問いません。一人ひとりのこれまでの経験を活用して外務省の業務に貢献いただけます。 とい6、 語学に自信がありませんが勤務できますか。 回答6、  勤務できます。語学が得意でないかたには、外国語を必要としない業務を行っていただきます。 とい7、 勤務時間は何時から何時までですか? 回答7、   基本は9時30分から18時15分ですが、合理的配慮等としてご要望の場合は、柔軟な時間設定が相談可能です。 とい8、  休暇制度にはどんな種類がありますか? 回答8、   年次休暇(一定要件を満たした半年後から)や夏季休暇・忌引休暇・産前・産後・出生サポート休暇等があります。 とい9、  給与形態を教えてください。 回答9、   基本給・年2回の期末勤勉手当・通勤手当の支給があります。 6頁。 外務省の支援体制。 合理的配慮。 職員一人ひとりの個性を尊重し、障碍の特性や心身の状態に応じた配慮を一緒に考えます。 必要な配慮を受け、職員が活躍できる働きやすい職場環境を目指します。 職場環境。 多様な働きかたを支援するため、出勤時間の調整や超過勤務ゼロなど、ワークライフバランスを重視した働きやすい環境の整備に努めています。  研修制度。 入省後の職員の活躍を支援するため、当省の組織と機能、ビジネスマナー等を内容とする初任者研修に加え、PCスキル研修などを受講できます。  担当支援員制。 オフィスサポートチームには、臨床心理士や精神保健福祉士など資格をもった支援員が在籍しています。 担当の支援員が職員一人ひとりの能力や障碍の特性に合わせ、業務面や健康面をサポートしています。  そのほか。 心身の健康を維持するため、常駐の精神科医、内科医など専門医によるサポート体制も整備しています。 入省を希望される皆様への先輩職員のこえ。 日々、業務にあたっている先輩のこえを聞いてみました。 庶務担当としてシュレッダーからITツールを用いた業務の簡素化まで幅広く業務を担当しています。慣れない業務に緊張することもありますが、新しい業務を引き受けることが自らの成長や更なる貢献に繋がることにやりがいを感じます。三十代、精神障碍。 難しい判断に頭を悩ませることもありますが、一人で抱え込まないように上司や同僚と相談しながら仕事を進めています。五十代、身体障碍。 国別の経済協力に関わる部署で庶務、会計の業務に加え総務補佐等、多様な業務に関わることがワークエンゲージメントの向上に繋がっています。支援員のサポートも手厚く、飛躍を後押ししてくれる環境があります。二十代、精神障碍。 最初はできなかった業務でも、日々積み重ねることで身につき、戦力として期待してもらっていると実感できます。三十代、精神障碍。 7頁。 外務本省職員のこえ。 令和2年度 非常勤職員採用 第3オフィスサポートチーム所属 非常勤職員として人事課オフィスサポートチームに所属、各課室からの様々な依頼業務に携わっています。個人としての担当は、新聞記事をクリッピングする業務や議事録の英文入力業務を行っています。 チームとして関わるODAの業務は、5名で担当、主に数値入力を行うと、ともに、依頼元へ改善の提案もしています。 電子データへの切り替えや、エクセルでは関数採用など、依頼元や関連部署の担当者とも、相談して進めるのですが、皆さんとても協力的です。 実は昨年、二度目の心臓手術を受け約2ヶ月間の自宅療養が必要となりました。 その際にも、合理的配慮からテレワーク可能な業務を頂き、継続勤務が可能となりました。 障碍は、職員それぞれ異なりますが、ここは働ける環境が整っていると実感します。 業務や研修、制度はもちろん、支えてくれる人、応援してくれる人も沢山います。 あとは本人次第です。どんな業務にもベストを尽くして、人の役にたつこと、それが自己成長につながると思います。実践あるのみですね。 平成31年度 非常勤職員採用 第1オフィスサポートチーム所属  領事局領事IT室派遣 入省後、オフィスサポートチームに配属された後、他課室に派遣になりました。 初めに、アジア大洋州局大洋州課にて庶務を担当、次に大臣官房会計課出納室の簿記係をへて、現在は領事局領事IT室にて庶務等を担当しております。 庶務は、外交のおーぶたいを陰で支える「縁の下の力持ち」と言われています。 庶務の業務内容は、公用車・タクシー等の配車手配、官邸・議員会館等に入るための手配、来客等が外務省に入構するための手続き、エスコート(来客対応等の接遇)・お茶出し、会議室予約などです。 具体的には、ある国の大使をエスコートしたり、官邸に書簡等を受け取りに行ったり、外務省ならではの業務を経験しました。一方で、消耗品の管理や出勤簿・休暇簿の管理等、地道な作業もあります。 外交の最前線にたつ職員が、働きやすいよう、環境を整えていくことに心砕き、緊張感を持って業務に当たっており、とてもやりがいを感じています。 令和2年度 外務省ステップアップ試験採用 大臣官房、儀典外国公館室、事務官  駐日外交団の受け入れを担当する部署で、外交団のIDカードや免税カードの作成等をおこなっています。 非常勤職員として入省後、オフィスサポートチームに8ヶ月在籍し、様々な業務を担当した後、現在の課室に派遣されました。 当初は緊張の連続でしたが、先輩職員からの指導のもと、最初はファイリングやデータ作成等の仕事から取り組み、その一つ一つの業務を丁寧に行うことで、少しずつ仕事を任されるようになりました。 二千二十年のステップアップ試験を通過し、常勤職員に転任してからは、更に業務の幅を広げています。 担当業務の一つとして、駐日外交団の記事を毎日検索し、情報共有する中で、上司から「いつもながらの、迅速かつ適切な作業、どうもありがとうございます」と評価していただいたことが嬉しかったです。 外務省で戦力となるためには多くの責任が伴いますが、以前よりも国際情勢に関心をもてるようになり、 また、目標である在外公館での勤務に向け、省内で英語研修の受講を開始するなど、自身を向上させることができる職場、それが外務省だと実感しています。  在外職員のこえ。 平成30年度障碍者選考常勤職員採用 在ボスニア・ヘルツェゴビナ大使館、二等書記官 主に警備業務を担当しており、警備に関する事務全般にあたっています。 具体的には、大使館及び大使公邸の警備態勢の維持、館員の安全確保、治安情報の収集、分析です。 領事、及び広報文化業務の副担当として邦人支援や、文化関連資金協力の立案等、幅広い業務を現地職員とも緊密に協力しおこなっています。 通常業務のほか、我が国から要人訪問がある場合、大使館全体で対応します。 赴任直後、外務大臣の当地訪問があり、報道関連の班に配属され、本省や当地政府、メディアと協力し、迅速かつ質の高い画像、音声の配信をおこないました。 私の場合、外国勤務を望み、入省しましたが、障碍者として海外で勤務するには、現地や自身の諸事情等ハードルもあります。 不安な点は、赴任前にオフィスサポートチームや人事課と話し合いを重ねました。 同じ年に入省した障碍を有する職員の中にも、わたし同様、現在在外公館で働いている仲間がおり、その活躍が励みにもなっています。 8頁。 外務省へのアクセス。 外務省。 代表電話、03-3580-3311。 住所、郵便番号、100-8919。 東京都千代田区霞が関、 2の、2の、1。 交通、地下鉄丸の内せん、日比谷線、千代田線、霞が関駅。 階段のみ出口、Aヨン、Aハチ。 エレベーター出口、Aイチ、Aジュウイチ。 採用に関するお問い合わせ。 外務省、大臣官房人事課。 電話、代表、03-3580-3311。 内線、4460。 障碍者雇用班、メールアドレス。 m、o、f、a、ハイフン、r、e、c、r、u、i、t、ハイフン、 2 、アットマーク、m、o、f、a、ドット、g、o、ドット、j、p。  (mofa-recruit-2@mofa.go.jp)。 採用総合ホームページ。 h、t、t、p、s、コロン、/、/、w、w、w、ドット、m、o、f、a、ドット、g、o、ドット、j、p、/、m、o、f、a、j、/、a、n、n、a、i、/、s、a、i、y、o、/、i、n、ディー、イー、エックス、ドット、h、t、m、l。  (https://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/saiyo/index.html)