これまでに、国際海底機構は、3種類の深海底鉱物資源について概要調査・探査規則をそれぞれ採択した(マンガン団塊:2000年採択、海底熱水鉱床:2010年採択、コバルトリッチクラスト:2012年採択)。これらの規則に従い、マンガン団塊については我が国の深海資源開発株式会社(DORD)を含む19のコントラクターが、海底熱水鉱床については7のコントラクターが、コバルトリッチクラストについては我が国の独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)を含む4のコントラクターが探査活動中。このほか、国際海底機構は、総会等の各種手続規則の採択、ジャマイカ政府との本部協定の署名等を了した。

 現在、理事会において深海底鉱物資源の開発に係る規則を策定中。