これまでに、国際海底機構は、3種類の深海底鉱物資源について概要調査・探査規則をそれぞれ採択した(マンガン団塊:2000年採択、海底熱水鉱床:2010年採択、コバルトリッチクラスト:2012年採択)。これらの規則に従い、現在、国際海底機構と契約を結んだ21の事業者(コントラクター)が、計30件の探査活動を実施中(マンガン団塊19件、海底熱水鉱床7件、コバルトリッチクラスト4件)。我が国からは、深海資源開発株式会社(DORD)がハワイ南東沖の鉱区でマンガン団塊の探査活動を、独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が北西太平洋の鉱区でコバルトリッチクラストの探査活動をそれぞれ実施している。

 現在、理事会において深海底鉱物資源の開発に係る規則を策定中。