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日ベトナム首脳会談

平成21年5月22日

 麻生総理大臣は、22日(金曜日)午前9時15分から約40分間、総理官邸において、訪日中のズン・ベトナム首相と首脳会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1.麻生総理より、ズン首相の今次訪日は、両国間の「戦略的パートナーシップ」を発展させる上で極めて重要である旨述べた。これに対しズン首相より、日越協力関係は最近良好に発展しており喜ばしい、両国共通の利益である地域の平和と安定のため、両国間で長期的かつ全面的な協力関係を築いていきたい旨述べた。

2.麻生総理より、我が国は2兆円規模のアジア諸国向け支援を表明している旨述べた。これに対しズン首相より、世界経済金融危機の影響を抑制するため、引き続き日本の支援をお願いしたい旨述べた。

3.ズン首相より、3案件(ホアラック・ハイテクパーク、南北高速道路、南北高速鉄道)などのベトナムの経済の今後の発展に資する案件への日本の協力を求めたのに対し、麻生総理より、本件は日越協力の象徴として引き続き真剣に対応していきたい旨述べた。

4.ズン首相より、日越EPAの日本側の早期批准を求めたのに対し、麻生総理より、正に今日から国会で審議が始まるところであり、できる限り早く国会の承認を得て発効させたい旨述べた。

5.ズン首相より、ODAに関する汚職撲滅に向け全力を尽くしたい旨述べた。これに対し麻生総理より、ズン首相がODAに係る腐敗防止に指導力を発揮されていることを評価しており、昨年のような事件が再発しないことを望む、日越両国で取りまとめた再発防止策を着実に実施するよう要請した。

6.ズン首相より、ベトナムは朝鮮半島安定のため関係国が合意事項を履行し、問題を解決することを支持し、また核を含む大量破壊兵器の不拡散及び撤廃を強く支持する、また国連決議1718に基づき国連に報告書を提出している、拉致について、ベトナム国民は日本国民の感情に深く同感し、一貫して他国の国民の拉致に反対する旨述べた。これに対し麻生総理より、共に安保理理事国であり、朝鮮半島の安定化に向け引き続き協力いただきたい旨述べた。

7.ズン首相より、ベトナムは経済社会開発及びインフレ抑制、経済成長維持等に向け様々な取組を行っており、是非日本から市場経済国として認定して欲しい旨述べたのに対し、麻生総理より、ベトナムの早期の市場経済国認定に向けた協力として、情報交換のための協議の場を日越協力委員会(日本側議長:中曽根外務大臣)の下に立ち上げることとしたい旨述べた(先方も同意)。

8.麻生総理より、本年後半に日本において日メコン首脳会議を開催する旨述べたのに対し、ズン首相より、喜んで出席したい旨述べた。また、ズン首相より麻生総理には是非ベトナムを訪問して頂きたい旨述べたのに対し、麻生総理より、御招待に感謝する、是非検討したい旨述べた。

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